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【クリエイティブ生活】『99.9-刑事専門弁護士 The Movie』を観てきました!【書いている小説の参考に】

 民放ドラマの映画版かな? と、よく知らなかったのですがほぼタイトルとポスターだけ見て映画館に入りました。今日は割引の日です。

 とても良かったです! 

 主人公の深山(みやま)弁護士が、15年前の死刑判決を再審請求をして無罪を勝ち取るまで。この映画のラストをハッピーエンドと単純には言えない気がしますが、主人公の信条が最後まで貫かれ実現されるならば、それがハッピーエンドだという気もしました。

 深山の信条は『事実が知りたい』。刑事弁護だからといって、被告のために事実を曲げることは決してしない。そんな主人公です。結果としては、飽くなき事実追及が被告のためになるのですが。

 深山はかなり変わり者で、どんな時でもマイペースを崩さない若い男性の弁護士。信条を異にする南雲弁護士がシリアスな打ち明け話をしている時にも、自分の事務所の所長に相手をさせて、自分は一人で居眠りをしてしまいます。

 その他の法律事務所の面々も個性豊かで一癖も二癖もある人々ばかり。映画になるくらいなので人気があるドラマなのでしょう。私もすっかり気に入りました。

 こんなドラマがヒットするのなら、日本の現状と未来は案外明るいのではないかな? と楽観的になりました。インターネットでは、界隈によってはネガティブな情報ばかりが入ってきますからね。

 CM付き動画サイトGYAOによれば、10代から60代まで世代を越えた人気なんですね。さっそくぼちぼちと観ようかなと思います。

 別の「私、失敗しないので」が決め台詞の女性外科医が主人公のドラマでも思ったのですが、都会的最先端の職場環境と、昭和を思わせる東京下町っぽい風情の店でのプライベート(主人公が所属するコミュニティの場でもある)の組み合わせが受ける要素でもあるのかなと思いました。

 温かいけれど、決して個人の事情に踏み込みすぎず、変わり者の主人公でも受け入れられる、適度な距離感のあるコミュニティの関係性が素晴らしいですね。

 こんなインプットをした1日でした。これから自作の小説へのアウトプットに活かしていきます。

 ここまでお読みくださってありがとうございました。何かのヒントになれば幸いです。

 

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