一生見られないと思っていたものが簡単に見られる時代

 昔、つまり80年代頃にヒットしていたサッカー漫画がありまして。『キャプテン翼』と言います。
 若い人も名前くらいは知っているだろうか?

 主人公の大空翼は、オーバーヘッドキックによるシュートを得意としていました。

 『キャプテン翼』はアニメ化されていて、当時のアニメ専門雑誌で「オーバーヘッドシュートはプロでも滅多に決めることはできない」と書かれていました。

 そのため私は「一生、現実のオーバーヘッドシュートを見ることはできないだろう」と思っていました。

 当時、日本にJリーグが発足したばかり。

 アジアでは強豪とか、組織力は世界一とか、そんなのも夢のまた夢の時代でした。(これは今ヒットしているサッカー漫画『ブルーロック』の宣伝文句からの引用)

 衛星放送も一般的でなく、外国の選手の試合を観るのも難しい時代で、まあまず観られるまいと思っていました。

 で、ふと思い付いて、探し出したこれです。


 おお、これが本物のオーバーヘッドシュートなのか! 三十数年も経ってから、こんな風に観られるとは思わなかったな、とあらためて感動したのですね。

 まあ考えてみれば当たり前ですが、漫画で見たようには高くはジャンプできないようで、背中から地面に落ちてしまうのも、「リアルはこうなのか」と。

 翼くんは何となく、シュートを撃った後もきれいに着地を決めているイメージだったのですね。着地したシーンの見覚えはないのですが。

 よし、次はオフサイドトラップを探して観てみよう。

 さて、AmazonにしろYouTubeにしろ、新しく台頭してきた物には当然批判もあります。

 実際、それで便利になった面もあれば、ある意味では害をというか、古くからあったものを衰退に追いやっている面もあるのが事実だと思います。

 ただ私は生き残れるものは必ず生き残るべくして生き残ると信じています。

 もう時代が後戻りできないのなら、それを有効に活用して生きていたいなと思うのです。

 皆さんは、いかが思われますか?

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。また次回の記事もよろしくお願いします。




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