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モーレツに働いていたイラストレーターが自分だけの「シアワセ」を見つけるまで

新年あけましておめでとうございます!はちみつコミックエッセイ編集部の白熊です。

さて新年1発目から大きなテーマで恐縮ですが、「幸せ」について綴らせて頂きたいと思います・・・。

早速ですが、「お金」ってあればあるほど安心ですよね。衣・食・住の不自由なく暮らせること、将来の備えが出来ること、お金が沢山あれば広くて立派な家に住めるし、海外旅行にもバンバン行け好きなものも買えて「幸せ」…ですよね??

でもお金のために、働き過ぎて身体を壊したり心の病気になったり、家族や大切な人との時間が減ってすれ違いが生まれたら?それって本当に幸せなのか・・・何のために働いているのだろう・・・もしかして、お金を稼いだり働くことに固執して、本当に大切なものや、好きなことを見失っていないだろうか・・・

昨年の10月、はちみつコミックエッセイ編集部では、福々ちえさんの『稼いだら幸せになれると思ってた』を発売しました。発売から2カ月近く経っても、続々と感想を頂いております。購入頂いた皆様、感想を頂いた皆様、本当にありがとうございます!

この作品は、フリーの売れっ子イラストレーターとしてモーレツに働いていた著者の福々ちえさん(以下ちえさん)が、自分にとっての幸せを見つけるまでの10年間を描いたコミックエッセイです。ちえさんの幼少期に、日本ではバブルがはじけ不景気に突入、父親の経営する会社が傾きかけた事をきっかけに、家族が綻び始めます・・・

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レタスクラブWEBでも3話までご覧いただけます^^https://www.lettuceclub.net/news/serial/11762/

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ちえさんは、小さい頃の経験をきっかけに「家族が平和に仲良く暮らせるなんて、ファンタジー」「お金さえあれば、幸せになれる」という考えに、自然と至るようになったそうです。最近になってから、お金とは別のところで家族に問題があったと気づいたそうです。(インタビューで語られていました)

「お金こそ全て」という価値観が刷り込まれたまま大人になり、フリーのイラストレーターとしてバリバリ稼ぐようになったものの、どうも思い描く幸せには辿り着けない・・・幸せ迷子に陥ったちえさんは、一旦働くのをストップし、婚活をしてみたり、お金の勉強をしてみたりと幸せ探しに時間を使うようになります。するとどうでしょう…

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↑自分の好きなことと嫌いなことを一度じっくり見つめ直すと、ある1つの答えに辿り着きます。

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↑そう、ちえさんが辿り着いたのが「自分にはお金はそこまで必要ない」という答えだったのですね。

年収いくら稼いでいる、貯金がいくらある、家を持っている、車何台持っている、海外旅行に毎年行ってる・・・人ってどうしても目に見えるもの(ちえさんの言葉でいうと、手応えを得やすいもの)で、自分や他人の「幸せ」を測ってしまいそうになります。でも、本当に幸せか?そのために失っているものが大きすぎないか?自分だけが感じられるシアワセというものがあるのではないか?この作品でそんなことは改めて考えさせられる内容となっています。

「仕事を少し減らして家族との時間を大切にしたいけど、決心がつかない」「お金と幸せのちょうど良いバランスを見つけたい」「とにかく将来が心配で常にお金の心配をしている」と働く事にしがみ付いてモヤモヤとしている方!『稼いだら幸せになれると思ってた』がそっと背中を押してくれるに違いありません。「お金以外のシアワセの手応え」を一緒に探してみませんか?

編集をしながら私も自分の人生を考えさせられました。お金とは別の側面で仕事は必要不可欠。仕事VS家庭や暮らし、趣味のバランスにはいつも悩んでいますね…大事なものは見失わないでね・・・とちえさんから注意喚起を受けたような気持ちでおりマス…。

巻末に「じぶんだけのシアワセを見つけるワークシート」もつけまして、こちらも好評です!新しい年の始まりに、ぜひトライしてみて頂けると嬉しいです^^

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↑ワークシートに書き込んでいくと、自分だけの「シアワセのトリセツ」が完成しますよ☆

編集部では、2022年もコミックエッセイを続々と発売していく予定です!はちみつ編集部をどうぞよろしくお願いいたします‼

(白熊)

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