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インチキ アーティスト スター 2

 昨日、小説を書き終わった。官能小説だ、そんなもん書いたことはないが書けた。

あれは、半年くらい遡る。Yという男と青少年の性の乱れの話をした。あまりにYの話は刺激がなく退屈で、オマエんとこの娘が朝飯で、「お母さ~ん、これチンポの味がするって言ってたぜ」と言ってしまい、本気でYは怒った。まったく大人げないヤツだ。

それでYは「ゆるさ~ん、オマエを主人公にして、その話を官能小説にして大もうけしてやる」と言い出したのだ。

じゃあ、題名は「ファーストキスはチンポの味」にしてくれとオレは言った。じゃあ、オレもせっかくなんで、Yを主人公にした官能小説を書いたのだ。

ネタ切れになったので、「アンタの性癖を教えろ!」とメールした。するとロシア人少女がランドセルを背負った写メを「新しい彼女」と返信してきてくれた。

それで、登場人物の一人がロシア人少女になった。しかし、これが大失敗、表紙も自分で描いているのだが、ロシア人少女を描くのは、ともかく難しいのだ。

外人は急に大人になるので、思春期は短い。(エロ本から)モデルを探して練習するのだけれど、幼女か売春婦のような大人になるか、どっちかになる。noteのテーマ写真は練習したものを使い回しているが、絵は他人に晒さないと、うまくなることはない。

オレの小説の表紙など誰も描いてくれないだろうと、今までも自分で描いてきた。他人に描いてもらっても多分、満足しない。

他の小説と違って官能小説は、表紙が非常に重要だ。それはAVのパッケージと同じで、売り上げを大きく左右するもの。本屋の小説コーナーで他の表紙を参考にするぐらいなら、ツタヤの暖簾のある18禁コーナーで研究するべきことだ。

まあ、それも失業保険をもらい終わった後で、しか出版できない。なにも焦る必要はない。

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