紅茶の飲み方論争について思うこと

昨日、夕方のテレビニュースでアメリカとイギリスの紅茶の飲み方論争が起こっているとの報道を見た。片手間に見たのでもしかしたら間違っているかもしれないが、簡単にまとめると、

①まずアメリカ
 →紅茶に塩を入れてみるとおいしい

②それに対してイギリス
 →そんな飲み方はありえない。イギリスの伝統的な飲み方が一番おいしい

③それに対してアメリカ
 →私たちは今後も電子レンジを使って紅茶をいれていきます
 (イギリスに対する仕返し?皮肉?)

④それに対してイギリス
→おいしい紅茶はやかんを使わなければ淹れられない
 (非難の応酬?)

という流れで、SNS上で若干の盛り上がりを見せているらしい。
この報道を見て真っ先に私が思ったことは、「どうでもいいーよ!」でした。そして次に思ったのが登場人物すべてに改善点というか、そんなことしなきゃいいのーに!といのがあるということでした。

まずアメリカ。
イギリスに「塩を入れるなんか邪道」みたいなことを言われ、それに言い返しているところ。紅茶に塩を入れてみるとおいしい。これは実際に塩を入れて紅茶を飲んで、その飲んだ人が思ったことなんだから、あくまでその人の中での事実です。他人がどうこう言える問題ではない。だからこの発信には自信をもってどんと構えていればよかったのに、ちょっとイギリスに嚙みつかれちゃったからって、余計な反論をしてしまった。何をおいしく感じるかなんて人それぞれなんだから、誰に強制されるものでもない。黙って「私にとってはこれがおいしいんです!」と堂々としていればよかったのになと思う。

次にイギリス。
これはすぐ前に書いたとおり、味の好みなんて人それぞれ、塩を入れようが胡椒を入れようがその人がよければそれでよいのに、他人の問題に口を出してしまったこと。こちらも「へえ~、そういう飲み方もあるんだ。そんなのおいしくなさそうだから、僕なはぜったいにしないけどね」ぐらいに勝手に思っていればよかったものの、余計なことを言ったなあと思う。自分が直接被害を受けているわけではないのによそ様にあれこれ言うこと、これは越権行為だと思いました。

そして僕。
こんなどうでもいいニュースに、悟りを開いた賢者のように上から目線で好き勝手書いています。許してください。暇なんです。ほかに考えるようなこともなかったんです。でもこんなどうでもいいニュースが、テレビで流れるような状況はある意味平和でいい時代だからこそのなのかもしれないと思っています。

暇なので、この後試しに塩入れ紅茶を飲んでみて、入れないのとどちらが僕の好みか、試してみたいと思います。

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