さぼてん

東京都在住。30代独身男。 ネガティブ野郎ですが、がんばってポジティブを見つけていき…

さぼてん

東京都在住。30代独身男。 ネガティブ野郎ですが、がんばってポジティブを見つけていきます。 基本ひとり。サボテン再生中。

最近の記事

【小説・感想】流浪の月(凪良ゆう)

読了したので感想を書きます。 「流浪の月」、凪良ゆうさんの作品です。2020年の本屋大賞受賞作です。 本編の感想に入る前に思ったことなのですが、前に読んだ「そして、バトンは渡された」は文学的な叙述が魅力というよりは、登場人物を描く筆力が印象的でした。ですから本屋大賞というのはなんとなく万人受けするエンタメ要素が強い作品が受賞するものかなと思っていましたが、本作品はエンタメ性もありつつ作者の強いメッセージ性もあり、意外に感じました。 それでは本編の感想です。 まず簡単なあ

    • 書きたいことが浮かばない

      アウトプットで自分の発想力や表現力を向上させること、タイピングがうまくなることの2つを目的にnoteに3日に1回1000文字程度の記事をなんでもいいから上げるというのを最近の目標としてやっております。 しかしながら早3記事目にて、もう書くことがありません。読書記録を書こうにも、あまり心に響いた作品を読めておらず書いたところでくそ素人が偉そうにこき下ろすしょうもない記事しか書けそうにありません。また趣味も友達もなく特に何もない毎日を過ごしているため、いいねが嘘みたいについてい

      • 僕が大切にしたい瞬間

         年を重ねるに連れて、心から楽しいと感じることができる時間がずいぶんと少なくなった気がする。20代前半くらいまでは楽しすぎて時間を忘れて夢中になれるものがあった。例えばテレビゲームや映画、飲み会など。でも、今はそのどれもに昔ほど熱中できなくなった。ゲームや映画はものの数分で飽きてしまうし、飲み会も楽しいとは思うがふとした瞬間話すことがなくなって、「あれ、おれ何してんだろう?」と途中でなぜか冷めてしまうことがよくある。  たぶんこういう現象も年を重ねるという大きな変化のうちの一

        • 【小説・感想】そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)

          最近読んでよかった小説について、感想を書きます。 「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこさんの作品です。2019本屋大賞受賞作です。永野芽郁さん、田中圭さん、石原さとみさん等が出演しての映画化もされています。 あらすじとして、親の離婚などにより名字が何回も変わってしまう主人公優子の成長していく姿を描いています。こんな風に一言にしてしまうと、なんだか連続して襲来する困難を必死で乗り越えていく、というよう若干重めの話を想像してしまいますが、そんなことはなく基本和やかな様子で

        【小説・感想】流浪の月(凪良ゆう)

          紅茶の飲み方論争について思うこと

          昨日、夕方のテレビニュースでアメリカとイギリスの紅茶の飲み方論争が起こっているとの報道を見た。片手間に見たのでもしかしたら間違っているかもしれないが、簡単にまとめると、 ①まずアメリカ  →紅茶に塩を入れてみるとおいしい ②それに対してイギリス  →そんな飲み方はありえない。イギリスの伝統的な飲み方が一番おいしい ③それに対してアメリカ  →私たちは今後も電子レンジを使って紅茶をいれていきます  (イギリスに対する仕返し?皮肉?) ④それに対してイギリス →おいしい紅

          紅茶の飲み方論争について思うこと

          主観の価値と客観の価値と。

          最近ひまなのと、30も半ばになって残りの人生が少なくなってきたからか、 私の人生は幸せだったのかどうかについてよく考える。 残念ながらここ3~4年は思い通りにならないことも多く、 もし今この瞬間に死ぬとなったら、これまでの人生を激しく後悔し、また周りの幸せそうな(に見える)人に嫉妬し呪いながら死ぬことになるだろう。ただ、ひねくれ者の私でもできればそのような事態は避けたい。最期にわたって死ねるなら、それに越したことはない。 だからどうにか今この瞬間の幸せレベルを上げて、少しで

          主観の価値と客観の価値と。

          【自己紹介】自分について(再)

          およそ1年前にのnoteを始めて、5,6記事くらい書きましたが、その後放置としてしまいました。 ある程度時間が経ち、心機一転もう一度チャレンジしてみようと思い、まず初めは事項紹介が定番とこの記事を書いています。 今の自分都内在住の会社員です。もういい年になりますが、昇任できずにいまだ平社員です。給料は決して高くないですが、忙しくないという唯一にして絶対的な長所にのみなんとか食らいつこうと毎日必死に出社しています。 特に友達はおらず、たまに会社の同僚と飲みに行く程度です。平日

          【自己紹介】自分について(再)