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スウェーデンで家系ラーメン作ってみた!

こんにちは!日本を離れて早2ヶ月,,,以前1年間日本を離れていた経験があるとはいえ,やはり日本の味は恋しいものです.

研究室から帰宅し寝る前に,夜な夜な某ラーメンyoutuberや二郎系の大食いの人のショート動画を脳死状態でスクロールすること2ヶ月…

家系ラーメンがどうしても食べたい!!

もちろんストックホルムにもラーメン屋は両手で数えきれないほどありますが,ヨーロッパの人でも食べやすいように味噌,醤油,鶏白湯が多く,豚骨スープはほとんど見かけることがありません.またパリやロンドンなどの大都市に行けば一風堂などがありますがストックホルムには日本のレストラン業界は来ておらず,いわゆる"日本人が作る日本のラーメン"的なものに出会えたことはありません.

特に私はラーメンの中でも家系ラーメンと麺屋こころの台湾まぜそばが好きで,特に修論の追い込み時期は研究室からお家までとその沿線に4店舗もこころがあったので,1週間に3回別店舗に通ったことがありました.別店舗に通った理由は"また今日も来た"と思われたくないからですw

以前,台湾まぜそばは家で作ってみてやっぱり店の方が美味しいしあのミンチ,あのタレでなければ再現不可能という結論に至ったので今回は家系ラーメンを作ってみることにしました.

しかし,直面した最初の課題,,

豚骨が売ってない!

日本にスーパーもそうですが一般的なスーパーではやはり豚骨は見つかりません.というわけでネットで pork bone stockholmと調べると中心から30分くらい離れたMatdaxというスーパーに豚骨が売っていることが判明.というわけで,豚骨に加えて鶏皮,チャーシューを作れるくらいの大きさの豚バラなどを調達しました.鶏皮1 kg 400円,豚骨1 kg 700円,豚バラ1kg 1200円くらいでした.写真に卵,ほうれん草,中国製の揚げ麺などもろもろ合わせて3500 円くらいで調達しました.


使った材料たち

あとはyoutubeで調べて一回骨に火を通した後に洗う下処理や灰汁とりをしてひたすら煮込むこと6時間,,,

4Lの鍋しかないのでこちらで煮込む

その間に鶏油やチャーシュー,煮卵の準備も進めました.

家鶏油はじっくりコトコト火を入れる.鶏油を抽出した後の鶏皮はスープの鍋にぶち込みました
チャーシューは90分ほどスープの中で煮込みその後タレに漬ける

8時間たったところで一度味見がてらに1杯作ってもみましたがやはり味の深みが足りない...翌日に持ち越しさらに煮込むこと約12時間...いい感じの黄金色に.

美しい

最後に材料を準備してお皿を温めたり,かえし→ねぎ→スープ→麺とyoutubeに載っていた順番で準備して...

最終的にできたものがこちら!!見た目はちゃんと家系っぽく仕上がりました.お味はやはりお店よりは落ちますが,2ヶ月ぶりの家系ラーメンは身体に沁みました.ぐすん...ちゃんと白米とかニンニクまで準備してトッピングも楽しみました.スープの再現は難しいものの海苔をスープにつけて食べたらお店の味がして感動しました.海苔ってすごい!

完成!

というわけで,スウェーデンでも家系ラーメンを食べることができました.これで私の胃のラーメンブームも落ち着いたはずです.
味を再現できなかった原因としては,豚骨が結構周りに肉がついている部分だったり大腿骨や背骨といった100%骨の部分が少なく髄が足りないことにあるのではないかと考察します.いずれにしてもお店の味を再現するのは無理なので,とりあえず異国の地で作るラーメンとしてはベストでした.

残ったスープは冷凍したのでまた食べます.在庫がなくなったらまた作ろうと思います!
終わり

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