ボイスメモ活用術
スピーキング、それは英語で唯一自己学習で伸びない分野と一般的に言われています。私も職業柄で「英会話は人とコミュニケーションをとってこそ培われる力」と伝えてきましたが、結論から言うと 自己学習でも伸ばせます!そして、その自己学習には ボイスメモが必須となります!!
その術を本日はお話ししていきます。
1. ボイスメモの活用法
活用方法は簡単で、自分が英語を話す際にスマホにあるボイスメモ(録音機能)をオンにして話すだけです。その後に録音を聞いて振り返りましょう、これが1番大事です。自分では正確に話せた、発音できたと思っていても、録音を聞いてみると違って聞こえたり、時制を間違えていたりします。客観的に自分の英語と向き合うことができますし、記録していれば日々の成長も確認できます。動画だと自分の口の形や表情まで確認できます。
2. スピーキングに適している教材
まずは英検2次対策テキストでの練習がベストです。初心者なら3級レベルで、それなら徐々に次の級に上げていきましょう。理由は付属のCDが面接形式で流れるので、流れてくる質問に対して自分が答えることによって擬似英会話の環境を作ることができます。他にも 瞬間英作文シリーズもおすすめです。
3. 発音矯正に適している教材
私はテキストというよりも、Tongue Twister を何度も読んで練習することがベストだと考えています。Tongue Twisterとは早口言葉のことで、留学時代もスピーキングのクラスで課題で何度も取り組みました。例えば、"She sells sea shells by the sea shore."(彼女は海岸で貝がらを売っている。)これを早口で言う際に s と sh(シュ)の違いに気を付けて発音することが必要になります。これらがスムーズに言えるようになると発音にも磨きがかかってきます。Tongue Twister が掲載されているサイトとYouTubeチャンネルをご紹介します。
4. 自己学習のアウトプット法
RedKiwi というアプリで発音矯正面ではアウトプットできます。音声が流れるので、その後に自分が発話します。録音され、発音が忠実でなければ指摘されます。自分で確認するだけでなく、アプリが判断してくれるので客観的に発音矯正に取り組めるのでおすすめです!
発音だけでなく、聞き取って書いて答える ディクテーション機能も入っているので4技能バランス良く伸ばせます。
私は自分の声を聞くのが恥ずかしくて、スピーキングのクラスで録音を提出する課題が億劫でしたが、この積み重ねがあったからこそ発音に自信を持てるようになりました。今はスマホに搭載されているのでいつでも実践できます!やらない手はないですね。
※1点、音がよく響く環境での録音は正確に聞こえないので、音響がない部屋でやってみてください。
Life is a never ending journey,
KSM
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