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ナカヤマアキラというヤバいギタリストの話

皆さん、ギタリストといえば?と聞けば有名な方々の名前が挙がると思いますが、ナカヤマアキラというギタリストをご存知でしょうか?


NHK紅白歌合戦

知らない人がほとんどだと思います。が、なんと、この度のNHK紅白歌合戦に出演されました。

YOSHIKIさんのセッションバンドとして登場し、途中ギターソロも披露されました。番組終盤では紙吹雪にまみれている姿もアップで確認できます。40代くらいに見えますがなんと今月の誕生日で御年53歳なのだとか。お若い。

使用機材

ギターについては詳しくないのですが、2014年にヌーノモデルの自分デザイン(カスタム?仕様?)のギターを手にしてからというもの、水を得た魚のように音色が美しくなっています。

ヌーノ氏とのツーショット。仲が良さが窺えます。
プレイについても詳しくないのですが近年はビブラートを多用する傾向にあるようです。またナカヤマ氏は運指が恐ろしく綺麗で、特に左手薬指と小指の可動範囲が広く、早弾きなども得意としています。
ちなみにナカヤマ氏は昨年からnoteも展開されていて、使用ギターなどの紹介もされています。

↑これなど機材を紹介しつつもナカヤマ氏の脱線しがちなウィットに富んだ文章の特徴がよく出ています。面白いので興味を持たれた方は他の記事もぜひ。

本業は?

ナカヤマアキラ氏は現在4つのバンド活動を掛け持ちしています。(いつ休んでいるんですか?)まず本業のPlasticTree。NARASAKI氏率いるCOALTAR OF THE DEEPERSのサポートギター。そしてユニットDate you。さらにはソロ活動まで。順を追って紹介していきます。

Plastic Tree

1993年に結成されたヴィジュアル系バンドです。オルタナティブロックな曲が多く、ロックバンドと呼ぶ人もいますが執拗なギターソロの挿入で私はヴィジュアル系だと認識しています。オススメはたくさんありますが、サビ後半のロックのリズムの中にどこのLAメタルかと思うフレーズの入り方にもはや狂気を感じる「落花」を貼っておきます。(なおこのMV撮影の数日前の不運な事故により左の鎖骨を折っています)

COALTAR OF THE DEEPERS

なにかと一部のオタクにウケているNARASAKI氏率いる、ジャンル分けの難しいハードな音楽のバンドです。「輪るピングドラム」のEDでも有名ですね。レギュラーチームのライブではギターに徹する姿を見ることが出来ます。

EDは中村章子さんの一人原画なので作画的にもオススメです。

Date you

PlasticTreeでは出せないような非常にピコピコしたデジタルロックの副業的なバンドです。元ボーカルのmztn氏がバンド活動を引退したとの噂があり、現在どうしているかというとなんとびっくりナカヤマ氏が歌っています。以下のMVはピコピコ音控えめ。

AKIRA NAKAYAMA

そしてソロ名義まであります。相変わらずデジタル音がピコピコしていますがこちらは事務所名義の正式な活動。棘のある歌詞とプログレ構成の曲が魅力ですが、恐ろしいのはリリースペース。2021年より毎年1枚ずつアルバムを出してます。今年も2/21に発売されます。えっなに怖い。

推し

というわけで私の推しの紹介でした。「推しは推せる時に推せ!」
そして願わくばもっと対バンして大人気なく相手バンドのギターをコピーする姿を見せてほしい。

以上です。

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