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考え方を少しだけまとめるだけで、少しは定まるんじゃないかな?と思いたい。

恵み超えちゃっているほどの雨量でして、、いやいやそうじゃなくてただの台風ですけど、皆さんはどのような対応をしておりますでしょうか。
私は一般的な”こんな日は出来るだけ出歩かない”だけですが、そうも言ってられない事情がある方もたくさんいるでしょう。じゅうぶん気を付けていただければと思います。

天気と合わせて、ちょっとどころか完全にニーズのないお話にしよう、と思います。
私見要素が多々ございますが、笑って読んでいただけたらと思います。

私は色々なブランドのギターを使用していますが、その中でもwashburn N4というギターを特に愛用しています。
いつも記事の見出しに写真を使用している、地味な見た目のギターですね。
状況によって使用ギターが揃えらえないのであれば、N4だけで済ませますし、状況関係なくいつだってN4だけでも何ら問題を感じないほどです。
washburnというブランドはgibson、fenderほどの知名度はないでしょうがそこそこ歴史もありますし品揃えもまあまああるブランドでして、化粧品に例えるとそうだな〜アナスイ辺りが妥当でしょうか。
ここからはPlasticTreeのライブで用意する機材になります。
機材類を繋ぐシールドはmogami2524をG&Hのプラグで作ったものを各所使用しています。2524はかれこれ20年ほど使用していまして、G&Hのプラグにしたのはここ2〜3年で、それまではNEUTRIKのプラグを使用していました。
化粧品に例えるとmogamiはディオール辺りで文句ないと思います。NEUTRIKはシャネルで問題ないですが、G&HはKATE辺りですかね。
エフェクター、、ペダル類は自作のバッファ入りスイッチャーとMORRIEのVAI-1というワウペダル。DIGITECHのWHAMMY5、必要に応じてZOOMのG5をライブでは用意します。
スイッチャーはモノを探していた時とモノに悩ましかった時と機材類のDIYが盛んだった時という、ものすごいタイミングの時に作ったモノです。概ね満足しているので現在も現役で使用しています。
VAI-1はSTEVE VAIのシグネイチャーモデルでして、LED制御で踏み込むだけでワウの効果になるという便利エフェクターです。VAIも好きですし、発売直後から手に入れて愛用しています。
WHAMMY5は長らく使用していたWHAMMY2の故障で、現行品でしか用意できない状況時使用したら”これはこれで概ねいいですね”と。WHAMMY2が修理から戻ってきた後もそのまま使用しています。
ZOOMG5はZOOMが出しているマルチエフェクターではもう随分前のモデルになります。私は”デジタル機材は新しい方が正義”と常日頃考えていますが、G5にしかないペダル制御のエフェクト数点が気に入ってまして、これが最新のモデルにはなく、現在も使用しています。
さて自作スイッチャーは例えるとお米の研ぎ汁?笑、VAI-1はレブロン辺り、WHAMMY5はアディクション、ZOOMG5はマキアージュ、こんな感じが妥当ですかね?
次はギターアンプになるのですが、ライブではKEMPER STAGEを使用しておりまして、客席にお届けする音としましてはヘッドアンプ、キャビネットまでの役割を果たしています。
内蔵のエフェクトも多用しておりますので、別途回線や機材を用意しなければ作れない音もこれ一台で賄えております。
USBメモリーにデータをバックアップして、現場にKEMPERがあればデータを入れ込み演奏が出来ますよ、という夢のような触れ込みがあったのですが中々うまいこといきませんでした。結局ほぼ持ち歩いております。
KEMPER STAGEはそうですね〜盛りに盛ってランコム、ですかね。
後は実際演奏時にモニターしているパワーアンプとキャビネットなのですが、KEMPERからの接続やらこのセクションへのこだわりのなさとか色々1記事書けそうなので割愛します。

ざっくりこんな感じのものをライブでは用意しております。で、少数派の方の知りたいことは、おそらくこういうことではないと思います。
もっとすぐ反映できる情報が知りたいんだよ、ってことなんだと思います。

いわゆる音作りなのですが、アンプのゲインこねくり回して、ハイだのミッドだのローだのEQセクションこねくり回して、エフェクターのパラメーターこねくり回して、ということをやるにはやるのですが
その前に選択した機材で7~8割は、もうどうにもならない要素が出来上がっているという前提があると思っていただければと思っています。
全ての機材を化粧品に例えてしまいましたが、少し選別の仕方を手直しさせてください。
ざっくり話にはなってしまうのですが、使用ギターを選んだ段階で5割以上は手の付けられない要素になります。fenderの音が出したいのであればgibsonでは永遠に出ません。
日本人に生まれたのであれば、アメリカ人の代替にはなれませんし、美容整形しても根本となる人種は変えようがないのと一緒ですね。
このブランドっていう要素は非常に大事で、各ブランドは看板となるサウンドメイキングはきちんと確立しています
上記で化粧品に例えたのは色々似ているかなと思いまして、ブランド名聞いただけで、うんうんなるほどと用途なりネームバリューなり想像が容易だと思うんです。
家電、日用品、服もそうだと思うのですが、もれなく機材もそうでしてブランド名に恥じない看板サウンドのモノ、時に意外!な掘り出しモノがあるまでも一緒です。

いやいやそうじゃなくて、そのつまみやパラメーターの動かし方や決定の仕方を知りてえんだよと。
そうでしょうとも、ただもうちょっとだけお付き合いしていただければ幸いです。
私はどんなに体を鍛えても芝居を勉強しても、ジャッキーチェンになれないです。
ジャッキーチェンになるには人種が日本人ではダメなのです。ジャッキーチェンが日本人ではないから、そしてこれが最大で不動の要素でもあります。
かっこいい音、憧れの音、想像の音の定義の部分からの話で聞きたいのは重々承知していますが、つまみやパラメーターの話はまだお待ちください。

初心者の時に買った数万円のギターで、今現在もそれで勝負しているぞって方は極めて稀な存在だと思います。
理由は人それぞれで、その後その人が思うそれなりの金額のギターをチョイスすることになるのですが、それなりに金額が出したいのか?出したくないのか?はさておき、皆選んだギターが自分の思うスペックを保持してなければその後どうにもならないから、ということをわかっているからだと思います。
なので控えめに言ってこの時点で5割決定してしまうのですが、じゃつまみやパラメーターで後5割盛れるのか?でもなくて、その他用意する機材含めて7〜8割ではないかと。
ここまでで、己という人物がいて性格とか学力とか確立したくらいに例えましょうか。ここでいう己もそうですね、望んだ自分になるべくブートキャンプキメ終えたバキバキの状態だと思ってください。
つまみやパラメーターはまだまだ出てきません。機材を揃えたら手入れしなければいけません、手に入れた時に最高の状態を保っていることなどまずないです。
然るべきメンテナンス、必要であればカスタマイズ。人を頼っても良いですし自力でも良いですが、ここまででそうですね〜寝起きでパンツ履いて歯を磨いた辺りです。
そろそろつまみとパラメーターにしましょうか笑
出かけるのに容姿を整える、出先にあった容姿、与える印象を重視、効率重視、美人だイケメンだコワモテ等々、これに相当すると思ってください。
本当に何が作りたいのかわからなければ好きな音の第一印象、例えば凄い歪んでる、どこまでもクリーンでクリア、なんだっていいです。
模倣したいものがあればそれでも構いませんが、イメージしてからつまみやパラメーターをいじらないと時間がいくらあっても足りません
直感で適当に触ってたらスゲーの出来たとかは、宝くじ1億円位お目にかかれないです。
ここまでで一旦確認ですが、各々つまみやパラメーターの用途や意味がわからない、という方はいないと思って書いてます。
昨今マニュアルより詳しい動画もたくさんありますし、それではあまりにも努力不足と判断せざるをえません。
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ギターが自分の思う音と乖離してたり、調子悪かったり等々をつまみやパラメーターが補填してくれることはないのです。

時折EQ補正という言葉を耳にします。私はEQ補正で納得したことは一度もありません。結局どこかがおかしかったり、機材の特性等の理解不足やメンテナンスが原因だったりします。それでも納得いかなければ、場で左右されるような音を出してる自分が悪く機材は悪くない、と私は考えます。
そして必要な音を用意する時にいきなり作業せず、必ずウォームアップをし、ある程度音を聞いてから作業にかかります。
闇雲につまみやパラメーターを触ることもありますが、新しいものを買って遊んでいる時くらいで、それも闇雲というよりは変化の幅や効能の確認はきちんと行います。
最後にあえて申しますが、どういう音にしたいというイメージの前ではつまみやパラメーターには、音の良し悪しの決定権はありませんので安心してこねくりまわしましょう。
それでもまだ悩ましいと思っている方は、つまみやパラメーターにかけてた時間を練習しましょう。急がば回れ、最高の近道です。

今後ともよろしくお願いします。





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