亡き祖国の詩

美しき哉
愛ゆえに平原の草草は風に揺れ
遥かヒマラヤの雪深き山々に我々の詩を運び聞かせる

三つ束の矢よ
我ら家族の結束を星々に刻め
その愛に満ちた目鷹に似たりて
美しき哉


美しか哉
決意ゆえに氏族の旗は風に揺れ
遥かキエフの城にも我々の怒りを響かせる

三つ束の矢よ
我らの血を彼の大地に刻め
その高貴なる爪鷹に似たりて
美しき哉


美しき哉
希望ゆえに子は母の胸に揺れ
遥か星の降る時までこの歌を伝え聞かせる

三つ束の矢よ
我らが生きた証を星々に刻め
その堂々たる翼鷹に似たりて
美しき哉