"歌ってみた"始めました!Kasumi'sCoverSeries#1
2024年1月17日、Kasumiのカバーシリーズ・歌ってみた第1弾『スピーチレス〜心の声』を歌わせていただき、YouTubeに公開いたしました!
▼動画はこちら
本記事では、約3年振りのREC(レコーディング)を経て"歌ってみた"動画を公開したことについて、また『スピーチレス〜心の声』に関する思い出などを綴っていきます。
既に私を知ってくださっている方にはもちろん、今後何かしらのきっかけで私を知ることになるかもしれない未来の貴方に向けて、今の気持ちを書き残しておきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
※"スピーチレス"に関しての話は【『スピーチレス〜心の声』選曲の理由】から始まりますので、前置きはいいから!!という方は下記の目次から飛んでくださいm(_ _)m
歌う人としての"Kasumi"
そういえば、こちらのnoteできちんと自己紹介をしていなかったなと思いましたので(2024年の目標を綴った記事にて少し触れてはおりますが)、まずは私を知らない方に向けて、簡単に私自身の話をさせていただきます。
・これまでの活動歴
平たく言うと、歌うことが好きな子供だったようです。12歳頃から地元のボイストレーニング教室に通い始め、中学校では合唱部にてコーラスの楽しさを、大学では音楽学部に所属して声楽を学んできました。
卒業後はボイトレやレッスンを続けながら音楽活動をしていました。
活動とは何ぞや?という感じですが、具体的にはライブイベント出演、オーディション参加、配信アプリやSNSを通じて歌を聴いていただいたり…などがそれに当たります。
曖昧な目標に向かって現実に抗いながら、ただ必死にがむしゃらな日々を過ごすことに精一杯でした。しかし余裕のなかった自分は段々と良い歌をうたえなくなっていき、集中力を欠いた結果メロディも歌詞も頭に入らなくなっていき(お恥ずかしい話ですが…)、歌に対するモチベーションに疑問を抱きました。
そうして歌う人としての私は、2020年末をもって、一旦歩みを止めることになります。理由は簡単な話で、「このままではいけない」と、自分の人生と向き合わなければと、仕事に打ち込むことを選択したからです。
同時に「もう良い歌を歌えないな」と脳裏をよぎることもあったので、まさにそれが最後、という感じでしたね。
また、これといった結果を残すことも出来ませんでしたし、「これまでか」とも思いました。
・活動復帰、そして"歌ってみた"参入
とはいえ、そこまで自分自身に絶望を覚えておいて、何故また歌の世界に戻ってきたのだろうか?…というお話しはこちらの記事【2024年の目標①〜私の拠り所〜】にて触れておりますので、ご興味ございましたらご一読いただけますと幸いです。ちょっと…いやだいぶ長いかも…なので本当に気が向いた時にでも…。
そんなこんなで再び歌うことを選び直した私ですが、だからといって気合いを入れる方向を間違えてしまうと、また同じような顛末を迎えてしまうことは明らかです。そこで私は、徹底して「マイペース」を貫こうと決意しました。
元来「マイペース」な性格だと自負しておりましたが、私が考える実際の活動においての「マイペース」とは何かと言うと、
SNSの更新頻度を決めつけない
やりたいことをやりたいようにやる
やると決めたことには全力を注ぐ
但し、絶対に無理はしない!
…こんな感じでしょうか。すごく砕けた表現なのは、私が日頃、自分自身に言い聞かせていることをそのまま言葉にしたからです。
上記の信条を基に、私が「やりたい!」と思ったこと…もとい、「ずっとやってみたかったこと」を始めてみることにしました。それが、"歌ってみた"なのです。
"歌ってみた"は高校時代からの憧れでした。
当時、親しくしていた友人から教えてもらった"歌ってみた"の存在が私に与えた影響は実は大きくて、あらゆる歌の可能性を考えさせられたものでした。なので今こうして自分がそれを実現出来たこと、大変嬉しく思います。
・『スピーチレス〜心の声』選曲の理由
今回、カバーシリーズ・歌ってみた第1弾として『スピーチレス〜心の声』を選曲した主な理由は、
過去に歌わせていただいたことがある
今の気持ちが歌詞の内容とリンクする
無理のない声で歌いやすい
こんなところです。
──2マンLIVEでのVocal&Pianoカバー
過去にカバーさせていただいたのは、2020年1月26日に同期のシンガーソングライター・塩川みさきと共同開催した2マンLIVEの時でした。
あの時はみさきが自身のサポートとしてピアニストの方を連れてきてくれたのですが、滅多にない機会だったので私も何かご一緒していただけないかな…と考えた結果、候補に上がったのが『スピーチレス〜心の声』でした。そして実際、VocalとPianoでシンプルにカバーすることが出来、私の念願が叶いました。素敵な演奏で音空間を彩ってくださったことを今も鮮明に思い出せます。
私の思い出に残る一曲を皆様と共有したいなと考えた時、ふと思い浮かんだのがこの曲でした。
──"心の声"をあげることを諦めない
2019年に公開された映画「アラジン」の新たな書き下ろし楽曲『スピーチレス〜心の声』は、ヒロインでプリンセスでもあるジャスミンのソロ曲。当時、非常に話題となっていました。
メロディーの美しさはもちろんですが、歌詞に心を奪われた方も少なくないのでは。私にも、力強い言葉の一つ一つに胸を打たれた記憶が強く残っています。
"たとえ何が襲い来ようとも、私を虐げたり封じ込めたりしようとしたとしても、何も、誰も私を止めることは出来ない。私はそう在りたいし、そう在るのよ"…現実ではそんなことを心の底から叫べるものなのかと、到底難しいだろうと思っていましたが、ひょっとすると今ならば口に出して言えるかもしれない。何故だかそんな自信がどこからともなく湧いて出てくるのです。
ああそうか、これが私の心の声なのか…と、自分にとって都合の良い解釈をすることにしました。そういう思い込みから自信を積み重ねていくのも悪くないな、と。
──歌いやすい=心が取り憑かれている
歌いやすい音域であるか、ベストな発声で奏でられるか、はたまた発音しやすい言葉であるか…どこに比重を置くかは人それぞれですが、私にとっては総じて「心が歌に取り憑かれている」、そんな感覚に陥る曲は歌いやすいなと感じます。それが錯覚でも良いとさえ思っています。とにかくその歌のことを何度も繰り返し考えて、身体の芯まで濃く深く染み込ませる。
心が良い具合で乗るかどうか、まず問題はそこからなのです。
楽曲にはそれぞれの色があり、世界観があります。今回の『スピーチレス〜心の声』は、強い意志を持った一人の女性の心の叫びを余す所なく表現されています。心を決めた人間は強いですよね。そんな風に私も在りたくて、楽曲の持つ力強さとお借りしつつ、ジャスミンの熱いハートを降臨させ(笑)、今出来る全力を振り絞り歌わせていただきました。
レコーディング自体はかなり久々で、マイクなど機材の使い方を思い出しながらの作業になりましたが、私なりの歌を歌えたのではないかなと思います。
これからも
まだまだ歌っていきます!
どんな声なら聴いていただけるのだろう…と試行錯誤の日々ではありますが、「これは残しておこう」「これが今、歌いたい歌だ!」と自分の心で正直に思える曲を少しずつお届けしていけたらいいなと思っております。応援していただけたら貴方が思う以上に大変喜びます…今後とも何卒よろしくお願いいたします!
Kasumi
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【スピーチレス〜心の声/木下晴香 - Covered by Kasumi】
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