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ゴーレム召喚

『おてて絵本』企画が私の予想をはるかに超えて動き出して驚きと嬉しさが隠せないk@sumiです、こんにちは。

今日は一つ皆さんにご報告をさせていただきたいことがあります。

息子の太郎(仮名)が『ゴーレム』を召喚いたしました。

このゴーレムが召喚できたのは、こちらの記事でサポートを頂戴したからです。

このサポートは、著作権に基づき、太郎に渡し、二人で使用用途について話し合いました。

「何か形になるものにしたいね」という話になり、昨日、そのサポートを握りしめ、ドラクエのガチャガチャをしてきたのです。

そしてなんと『コレが欲しい!』と熱望したゴーレムを見事ひくことができました。

太郎は割とガチャ運のない男なので、心の中で「絶対スライム引いちゃいそう!」とドキドキしてました。太郎もそう思っていたみたいで、ゴーレムが出てきたとき、親子でぉおおおお!と声を上げてしまいました。

太郎は、大切に握りしめて持ち帰り、コレクションのど真ん中にゴーレムを並べてウヒヒと笑いました。

太郎と私と夫は、太郎の入院中、スマホのゲームアプリでずっとドラクエをしていました。
今の太郎のブームはポケモンなのに、ドラクエのガチャガチャにしたのは、多分偶然なんですけど偶然じゃないなって思います。



明日、あの親友親子がようやく来ます。

私はこの親子について『ないものねだろう』という記事を書きました。

近すぎるほどに眩しく見えたその親子を、明日、満開の笑顔で迎えられる気がしてなりません。

実は、既に5時間ほどの深夜の長電話を彼女としていて、全部素直な気持ちを伝えました。
今、私はnoteというSNSをしていてその中でこんな記事を書いたんだよと。自分の小ささも、それが腹立たしくて情けないことも、でも、本当によかったねって私が一番言いたいんだってことも。

そうしたら、彼女は実はね・・・と話してくれました。
「私もね、たろちゃんが治療してるとき、なんであんなこと言っちゃったのかなとかもっと寄り添ってあげられたんじゃなかったのかなって後悔していたんだよ」って言ってくれて「もう泣かせないでよ」って言いながらわんわん二人で泣きました。
泣くのはおしまいとくだらない話をしては、結局また泣いて、笑って、もう5時間だと、「相変わらず私たちってバカだね」って電話を切りました。

太郎にその親子が来るよって話したら、「春休みまで会えないかと思ってたからすげー嬉しい!」と小躍りして、「クラッカー用意しよう」って言いました。

聴覚過敏でクラッカーの音は大の苦手なくせに「クラッカー用意しようぜ」って言った太郎をイイヤツだなって思いました。



このないものねだろうの記事を書いた時、たくさんの人が私の心に寄り添って下さいました。
でも、あの後、私はみっともないなって落ち込んでいました。
みんなそれぞれ抱えてるものがあるのに、こんな風にさらけ出して恥ずかしいとうつむいていました。
そこに、この記事を自分の素敵な記事を集めているマガジンに入れてくださった方がいました。
ビックリしたけれど、救われました。



そして、ないものねだろうがいたから、私はおてて絵本を作ることができました。

おてて絵本を真剣に作ったのは多分初めてです。
いつもはおててで適当に考えて、形にしたこともなくて、作品として作り上げたことはありませんでした。

ないものねだろうと私を一生懸命助けようとしてくれた方々に届けたい、その想いで作りました。



この絵本を書き上げたら、たろうの作文を記事にしようと思いました。

太郎の作文を皆さんに見ていただいたことを、私よりもずっとずっと喜んでいたのは太郎でした。

自分が思ったことをそのまま表現できたのは、その場を提供してくれた太郎の通ってる塾の塾長のおかげです。
塾長はこの作文にも赤丸1つでした。
表現へのヒントや漢字の間違いなどの指摘はありましたが、内容については赤丸1つ。他の作文と同じです。
これが彼の心を自由にしてくれたんだと思います。

「好きなように書きなよ」と書ける環境があったから、太郎は背負っていた気持ちを下ろすことが出来ました。

そしてその背負っていたものをみなさんがあたたかく包んでくれ、素敵な作文だねと褒めてもらえたことで、太郎は自信を持つことができました。
第三者に認められ自信につなげるという、親にはできないことをしていただいたことを感謝してもしきれません。



この一連の流れを汲んで、おてて絵本の企画にたどり着きました。



『おてて絵本』の企画は、町内会の子ども会の規模です。
だから、どうぞみなさん、気楽に楽しんでください。

作品を出したり、朗読に参加したり、作品をたくさん読んだり。
どんな形でも一緒に気軽に楽しみたいです。

子どもだから描ける世界

大人だから描きたい世界

こんな世界観に触れられたら幸せだなと思います。


ちなみに、娘の花(仮名)は、「私もガチャガチャがしたい」というよこしまな気持ちで張り切って参加です。
太郎が「俺、ちょっと出版したからさ」とドヤってけしかけたためです。
こんな純粋な企画の発案者の子どもたちです。(それもまたいい)



最後に1つだけお願いがあります。

私、企画を立ち上げた後に気づいたことがあるんです。
企画をする人ってめちゃめちゃフォロワー数が多い人しかいない・・・

今さら感がすごいです。

でももう走り出しています。全然気にしていません。

それに、みりこさんのハートちゃんの大冒険に続き、なんと2作品目のご参加というニュースが飛び込んできました。
(こちらは次のおてて絵本の企画の記事でご紹介しますので楽しみにお待ちください)

どうやらハートちゃんがあちこちを駆けずり回ってくれているようです。

もしハートちゃんを見かけたら、どうぞコメントを残していってください。

いつでもどんなタイミングでも私はとっても嬉しいです。


最後に、イラストはいつもお借りしています白黒ええよんさんの作品です。いつもありがとうございます。
『おてて絵本』に架かる虹の橋のようで、見ているだけでワクワクします。
作品に込めた想いにもなんだかふわっとしました。



今日も読んでくださってありがとうございました

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