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なるほどが詰まった歴史参考書のご紹介

こんにちは。
『たのしい学びの種』マガジン管理人のかすみです。
サムネはイラストACさんからお借りした美しさ抜群の『卑弥呼』さん。

今日は、小学校高学年以上のお子さん向けの歴史(日本史)の参考書のご紹介です。中学受験向けのものは高校受験の勉強にもとても役立つものがたくさんあります!
そして大人が読んでも十分おもしろい!内容ですので、ご興味のある方は是非ご一読ください。


現在中学1年生の息子(太郎・仮名)は、小学5年生の夏に中学受験の勉強がしてみたいと言い出し、半年ほど勉強をしました。諸々、検討した結果、受験は止めたのですが、それをきっかけに元々教育業界にいた私のハートに火が付いたのです。
だって、参考書とか問題集って昔よりすごい進化を遂げていたから。


その中でも「こ、これは!!」と震えたのがこちら👇

中学受験の勉強をしなければ出会えなかっただろうこちらの本。
これが実にわかりやすい。
歴史ってずーーっと揉める繰り返しなのですが、息子の太郎も「おい、まーた戦うのかよ」とか「権力欲しがりすぎだろ」と突っ込みまくりです。平和な時代に生まれたからピンと来ません。
その「なぜこんなに揉めてるの?」ユーモアを交えながらわかりやすく解説してくれているんです。

例えばこちら👇

『ジャイアン・スネ夫理論』

文中にありますが、「貢ぎ物を渡せば守ってやるぞ、ほらこれがその証拠だ」ってことです。このシステム、何千年続いているんだろうかと思いつつ、太郎は「すげーわかりやすい!でもさ、スネ夫だってスネ夫になりたかったわけじゃないだろ」と自分なりの解釈に落とし込んでいきます。
そして「ジャイアン・スネ夫理論」はこれ以降、何度も出てくるのです。そう、歴史は繰り返される。
覚えるのではなく、感じて、考える。
そんな風に歴史を楽しめたらいいなぁと思います。

こちらも太郎が「なるほど!」と思わず声にした説明👇

「武士とか貴族とかって何なんだよ!結局どっちが偉いんだよ!!」とパニックを起こし始める平安時代の解説ページです。
天皇ワッショイだった奈良時代から、貴族がグイグイ力をつけた「藤原道長の権力の握り方ハンパなくない?」の平安前期、さらに「おい、俺たちのおかげだろ!」と武士の台頭がすさまじい後期。
こんな風におおまかに歴史を捉えていくと、混乱しないのかなぁと思います。

ちなみに歴史の勉強と言えばこちら👇

上の記事内でも書いていますが、通常の歴史マンガだと「よくわからん!おもしろくない!!」となるお子さんには「人物・歴史マンガ」から入ってみてください。
主人公が変わらず視点が統一されているので読みやすいと思います。


また、このご紹介した『合格するシリーズ』は地理バージョンもありますが、個人的な感想としては「歴史」に大きく軍配が上がります。
プロセスは同じなのでわかりやすいのですが、地理は違う学習マンガの方が役に立ったかな?という印象があります。
また、こちらも別記事でご紹介していきますね。


この記事は、参考書や学習マンガ好きな母親が好き勝手に書いています。
その点をご理解の上、ご参考にしていただけたらと思います。


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