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他人の評価よりも大切なこと

成績ポータルで発表されてました。とりあえずすべての科目パスはしてたので、良かったよかった。修論が落ちたらこの成績たちも何もかもぱあになってしまうので、修論をコツコツ頑張ることとします。

社会人をしていると、自分が作ったものをこんなに丁寧にフィードバックしてもらえる機会って皆無なんですよね。(正直、私の大学時代もあまり丁寧なフィードバックをもらった記憶はないのですが、こちらの大学は先生からのフィードバックがきちんとしていて感心します。)基本は作ったものよりも数字を主に判断される。フィードバックがあったとしてもそんなにあてになるものでもなく、評価者によってコロコロ変わる。ある上司には協調性があると褒められ、ある上司にはコミュニケーション能力がないとこき下ろされる(実話)。わかってくれる人はわかってくれるし、わかってくれない人はこちらがやり方を転換しない限りは一生平行線です。わかってくれない人に遭遇する度に自分を変えていると、ものすごく消耗するのでそのうち病みます。会社の中の評価を求めるよりも、お客さんの満足の方に集中したほうが心は平静を保てるかと思いきや、お客さんとも相性があるんよね…。

UCLで学んでいて、すごく良い視点だなあ、と思ったのは「何点取ったか、期限までにどのくらい達成できたかよりも、自分がその課題を通して何を身につけたか、どこまで学びを深められたかのほうが、私には大切」という友達の言葉です。私は大学院での期間中この言葉に何度も救われました。点数も評価も結局は他人のやることで、自分がコントロールできません。課題で良い点を取ること、他人の評価ばかりに意識が向いてしまいがちな私にとって、自分がこれで何を得ているのかに集中するのは特に気持ちを平静に保つ上でとても重要なことでした。その上で、とにかく期限内に何かしらの形にすること、質をどこまで高められるか、それは自分自身の課題としてコントロールできることです。

期限や制約、条件を味方につけて、自分が健康でいられる程度に自分の経験や知識を増やすことに意識を向ければ、仕事も学問も少し肩の力を抜いて取り組めるのかなあ、と最近は思っています。

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