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形而上エッセイ「分かる人にしか分からない話」

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2023年9月の記事一覧

誰かのために書いたことが自分のためにもなる

わたしが書くものは、わたしならぬ誰かのためのものだけれど、それが他ならぬわたしのためになることもある。この頃、以前書いたことを読み返していると、以前よりも腑に落ちることがある。なぜそんなことになるのか。以前よりも腑に落ちるということは、以前は今よりも腑に落ちていなかったということになる。そういう中途半端なことを書いていた。いや、そんなことはありえない。物を書くなら魂で書いているはずで、それを守って

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