keynote

書くこと、読むことが大好きです。 ただ書くのではなく、誰かに届く言葉を綴ることがワタシ…

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書くこと、読むことが大好きです。 ただ書くのではなく、誰かに届く言葉を綴ることがワタシにもできないかと、思うところあり初めました。細く、長く、気負わず。 人生折り返しを過ぎて、変わる身体と環境に順応しながら、日々育児の答え合わせをもらっているような子供達の成長を見守る毎日です。

最近の記事

ゴーヤの種から学ぶこと。

亡くなった父は、仕事をしながら趣味で家庭菜園をやっており、毎年夏になると、ゴーヤが食べきれないほど鈴なりに。 食べきれないものだから、中には収穫できず、完熟してしまいハジけてしまうものがありました。 ギョッとしたのが、中の種の色です。 このように、真っ赤な果肉に包まれた種が出てきます。 毒々しい色と、本体の苦味から食べるなんて想像もしませんでしたが、美味しいからと父に勧められて食べたら、まあなんと! 甘くてジューシーなトロッとしたゼリー状の果肉が種の周りを纏い、それ

    • 今日も今日とて

      いやいや。48歳にもなって何をやってるんだろうと思う毎日。若い頃は失敗しようが、上手くいかなかろうが、それも経験と上手くできるようになる一歩だ!と、すぐに前を向けたが。50歳手前でも、できないことがたくさんあったり、仕事では同じ注意を何度もされることもたくさんある。何をやってんだか…と思う毎日。 冒頭の否定、何がいやいや…かと言うと、若い頃はこの歳になれば、何でもできてるし、できないことなんてなく、悩みもなく、楽しく難なく暮らしてるはず、と思っていたことです。大人になるって

      • 食わず嫌いとは…

        冒頭の写真が、いきなりのイケメンで失礼します。 10数年ほど前に、世の中に「冬ソナ」旋風が巻き起こった頃、私は幼稚園児を筆頭に、下は乳児と3人の男の子の育児にほぼワンオペで、奮闘していた頃であった。 癒しは、寝かしつけた後に撮りためたドラマを見る、無類のドラマ好きであった。そんな私にご近所のママさんが、キラキラのフェロモン全開の顔でドンと貸してくれたDVD、「冬のソナタ」であった。すごくいいから!と。 その頃の私は、本当に疲弊していてドラマに癒ししか求めてなかったが、マ

        • 今日も世界を変えてこい

          最近、「いってらっしゃい」の代わりに、3人の息子たちにこう言って送り出す。 「今日も世界を変えてこい」 そして、帰ってきたら「おかえり」のあとに、「今日、世界は変わったのか?」と聞く。 バスケの強豪校に進学した、次男。 呼ばれて入学したわけでもなく、ただここでバスケがしたいという思いだけで頑張って入学したのである。悩みも多いし、弱い自分とできない自分の不甲斐なさと、向き合う毎日である。ポジティブな性格の次男も、入部3日で、全ポジティブを使い果たしたらしい。 70人近

        ゴーヤの種から学ぶこと。

          住めば都

          住めば都とは、よく言ったもので。 そうなって、初めて言葉の意味を理解する。 生まれも育ちも大阪の生粋の関西人、関西弁の私が、完全なるアウェイである関東の神奈川県に移住することになったのは、今から15年前。 次男が産まれて、まだ一歳にならない頃でした。 夫は元々神奈川県の人で、二浪の末たまたま受かった大学が大阪。 一人っ子で、過干渉に育てられた夫は、チャンスを逃さず、親元を離れることにした。このチャンスを逃せば、きつと一生、親に結婚を心配されながら今も独身で実家で過ごしてい

          住めば都