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料理的思考法に学ぶオイシイ文章を作るためには?

「料理的思考法」が日常のどんな場面で生きるのかを日々探っています。

今回はイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を引用。

イケダハヤトさん曰く「文章作りは料理作りに似ています」とのこと。文章作りのステップを料理を仕上げるまでのステップに例えていました。

「オイシイ文章を作るためには以下のレシピに沿って作るといい」のだそうです。

①その文書で何を伝えたいかを考える(料理名を決める)

②まず書きたいことを箇条書きにしてみる(材料を集めてくる) 

③どういう流れがベストか考える(手順を考えながら調理)  

④具体例などを入れながら肉づけしていく(味付け)  

⑤伝わる文章に味つけしていく(スパイス)


これだけでも料理作りから学べることはたくさんありますが一つひとつ詳しく見ても、文章と料理、何か通じる部分がありそうです。

例えば、「手順を考えながら調理」の場面で何をするか詳しく考えてみると、

▪️それぞれの料理の調理時間を把握し完成までの工程を組み立てる(ご飯炊くのに時間がかかるのであれば一番最初にセットする)
▪️それぞれの仕上がりの状態を把握する(熱々で出すのか冷まして出すのか)
▪️リソースを把握する(コンロは何口あるのか)

など、短時間のうちに様々な要素を多角的に捉える作業が発生します。


文章を書くときも「どういう流れがベストか考える」際には、

▪️どういう順番で語ると納まりが良いのか(完成までの流れを意識)
▪️それぞれの段落で何を伝えたいのか(仕上がりの状態を意識)
▪️限られた時間やスペースの中でどこまで言及するのか(リソースの意識)

など、調理手順をイメージした流れの掴み方ができそうです。


オイシイ文章がかけるように、料理も頑張りたいです。


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