見出し画像

人生の教養が身につく名言集

1、この門をくぐるものは一才の希望を捨てよ

ーダンテ(神曲)

この言葉が表す意味は、世の中をもっとリアルに見よ。ということだ。人は歳をとるにつれて世の中の厳しさを目の当たりにするが、どんなに困難でも自分を見失ってはいけない。大切なのは、リアルを見つつ程よい距離感を保つことだ。

2、去る者は追わず、来るものは拒まず

ー孟子

人生は出会いと別れの連続であり、自分の元から離れていく人を無理して追うことはせず、自分の元に来るものは必ず受け入れよ。おそらく人類を悩ませることの多くは、人間関係ではないだろうか。なぜ、人はひとでなやむのか。それは、相手に依存しすぎか、自分が自立しすぎだからである。ちなみに、私は後者の方で中学時代友達作りに失敗した笑笑
それはさておき、それを防ぐためには、自分を頼ってくる人は対応して、自分から離れていく人は放っておくのが良い。
そうすることで、相手とのバランスをいちいち気にする必要もなくなる。

3、私が人生を知ったのは人と接したからではなく、本当接したからだ。

ーアナトール・フランス

これに関しては私は、半分肯定し、半分否定する。まず、本から学べることには同意する。読書の理由は人それぞれで、知識を入れるため、物語を楽しむため、著者の考えに触れるためなど様々あるが、一貫していることは、人は本から何かしらを学んでいるということだ。ただ、人についても同じことが言える。世の中には様々な人が生きていて、自分と同じ価値観の人間やそうでない人間と共生しなければならない。しかし、人類はこれまで争いを起こしながらも、共存することを拒まなかった。それは、本には書かれていないような相手との距離感やコミュニケーションを人から学んできたからである。だから、我々は本と人から学んで生きていくべきなのである。

4、力強いとは、相手を制すことではない。怒って当然という時に自制できる力を持っていることだ。

ームハンマド(ハーディス)

本当に強い人ってどんな人だろう。武力を行使して相手を威圧するものか、どんな時も笑って過ごせる忍耐強い人か。私は自分の感情を冷静にコントロールできる人だと思う。逆に感情的な人間は結局自分のことしか考えられない。そして相手からの信頼も得られない。自制するというのはそれくらい大事なことなのだ。

5、人間は恋をしてるときには、他のいかなる時よりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである。

ーニーチェ

恋は盲目という言葉がある。その人のことで頭がいっぱいになり、相手の顔を伺いながら毎日を過ごす。実際、その時間が本当は1番の楽しみだったりする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?