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「図書館で本借りました」7冊目 題名「地上最強の商人」著者:オグマンディ-ノ

7冊目は「地上最強の商人」。アラブの少年が大富豪になった秘訣が巻物に記されていました。この本には商人だけではなく人として成功する秘訣が書かれています。私が誰かに伝えたいと思った文章や言葉を取り上げます。
それをどう感じるかは人それぞれです。それも面白いです。

「私は良い習慣を作り、自らその奴隷となる」「私は新しい人生を始める」

人生を変えるには、習慣を変えることからとよく言われる。良い習慣も悪い習慣もまさしく人はそれの奴隷です。あがなうことの難しさと、その一方で味方につけた時の強さを知ることができる言葉です。

「失敗の頻度は成功の高さに正比例する」
「私の出会う不運の数々は明日の幸運の種を私に運ぶ」

目の前で起こる不都合な出来事に気持ちが萎えることが多々ある。不運は幸運とは別物ではなくその種である。いつか幸運という実を結ぶと考える。

「過去の不運を嘆かない」「過去は過去として永遠に葬らしめよ」
「不確実な未来を悩み、現在を放棄することはおろかな事」

過去を悔やみ未来を憂いていても仕方がない、一刻一刻を大切にすることの重要性を語っています。今できることに集中する大切さを再認識しました。

「今日私は、自分の感情の主人となる」「弱者は自分の思いに支配され、強者は自分の思いを支配する」「自分の気分を支配するということは運命を支配するということ」

前段の習慣より厄介なのは自分の感情です。いつも自分の感情に支配されてしまう弱者であることを痛感します。自分の感情を操れる勝者になりたい。

加えて次の巻物では「行動」が無ければ何も起こらないとも語っています。

「地図が精密でも持ち主を現地には運ばない。行動のみが可能への点火材に火をつける」

最後の巻物に「おお神よ!と声を上げる」「この世にはこれらの叫びを聞き、それに応じるある偉大な力が存在する」と書かれています。
それを私は次のように理解して本を閉じました。

万時を尽くして天命を待つ。
尽くせば必ず天は味方し結果をもたらしてくれる。


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