原野商法を注意!

最近、不動産業界の不祥事が多過ぎる。
私に何ができるだろうか?
注意喚起はできると思ったのでnoteにした。
怪しいと思ったら連絡下さい。
無料相談受け付けます。

kensaikey@gmail.com へメールか

TwitterでDMいただけたら対応します。

原野商法をご存知だろうか?

私は不動産業者に勤めていて、不動産査定の依頼をいただくことが多いのだが、最近、山の中の分譲地でほとんど周囲に建物が建っていない土地の査定の依頼が多い。
要は原野商法に引っかかってしまい購入された土地だ。

今、所有者たちの相続が開始されたり、相続の準備をする時期に来ていて、このような土地の相談は増えている。

大抵、評価がほとんどできない土地で、固定資産税もかかっていない。
売りに出したとしても売却することは困難な土地だ。価格がゼロ円であっても売ることは困難だ。
それでも売却したいと考えている相続人や推定相続人は多いことから、原野商法の二次被害が広がっているようだ。

先日、不動産査定の依頼を受けた。
場所は、北海道、長野、静岡の分譲地ということで話を受けたのだが、調べてみたら案の定、原野商法で購入してしまった土地だった。
物件は森の中、山の中で周囲に建物は全くない。
※公図は住宅地のように区画が整っているが、実際には道路も建物も何もない、ただ木が生い茂る山だった。

※公図についての説明は

さらに相談者の住所には、不動産業者からのDMが届いていた。500万円以上での売却が見込めるので、売却しないかという内容だった。
DMの送り主は信用できる業者なのかと聞かれたが、私は原野商法の二次被害が起きる可能性を指摘した。

政府広報オンラインで注意を促している

新たな土地を購入させられたり、所有している土地の売却に伴い、広告や調査、整地費用などを請求されてしまう。

騙す側は騙すためにかなりのトレーニングをするけど、騙される側は、騙されないトレーニングなど滅多にしないので、後手後手にまわってしまう。

不動産業界の不祥事は多過ぎる。私の身の回りで、これから起きる被害を見逃すことはできない。不動産業界にいる人間として、できる限り不祥事は少なくしたい。あってはならないことだ。注意喚起するために、この場をお借りした。

原野商法に引っかかってってしまい、森の中、山の中の土地をお持ちの方が売却したい場合、どうすればいいのか?

今のところ答えは見つかっていない。

私の場合は、ゼロに近い金額で購入できないか?という内容と、原野商法の二次被害についての注意喚起と今後、所有者している土地をどうするのか?という内容の手紙を近隣の所有者に送って情報収集している。

ここから何かいい解決方法がないのか?探っているところだ。

答えが見つかったら、ここに追加するつもりだ。


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