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拙著アイマス系ライブレポ・考察その他

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私が記載したアイドルマスター関係のゲームやライブ鑑賞に関するレポートや感想・考察をまとめたもの。基本的にシンデレラガールズとシャイニーカラーズについての記事になります。
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#シャニマス

最高の輝きと最高の音。シャニマス6thツアーCome and Unite! 横浜公演”Fantastic Fireworks”感想

 2024年4月20日・21日、標記のライブが開催されました。ツアーの大阪公演に続いてこちらも両日参加し、大阪公演にも負けない、いやそれ以上に楽しめた2日間となりました。  両日のセトリを基に振り返りつつ、当時の記憶が薄れないうちに感想を言語化して残していきたいところですが、既に若干曖昧に……。それだけ両日を通して感情が揺さぶられ続けたということの証拠かも知れません。  そして会場のKアリーナ横浜。私は初めてだったのですが、聞きしに勝る良い箱でした。というかこれって(体育館

283PRODUCTION SHOPへの誘い ~開催の歴史と展示内容の変遷~

 6th横浜公演も間近に迫った2024年4月、秋葉原のアキバCOギャラリーで『283PRODUCTION SHOP 2024』が開催されています。この企画は過去にも何度か実施されていますが、私は基本的に毎回伺っています。  そもそも、この企画って何なの?ポップアップストア程度の企画じゃないの?限定グッズが出るみたいだけど通販で十分じゃないの?……と思っていませんか?開催されるたびにSNS等で話題になっているので、シャニマスのPなら内容自体は知っている方も多いでしょうが、物販を

細けぇこと考えずに楽しめたシャニマス6thツアーCome and Unite! 大阪公演”Brilliant Blooms”感想

 2024年3月2日・3日にシャニマス6thツアーの第1弾である標記のライブが大阪で開催されました。関係者の皆様、参加された皆様お疲れ様でした。私もDay1現地、Day2配信で参加いたしました。  今回のライブ、誤解を恐れずに言えば今までのシャニマスの周年ライブとは毛色が異なり、むしろデレのライブような雰囲気すら感じました。シャニの周年ライブといえばユニットごとに新しくリリースされた楽曲の初披露+凝った演出で物語性やコミュとの絡みを表現する、というのが他のブランドとの違い(特

【ネタバレ有】シャニアニ第2章初回視聴後感想

 11月24日(金)よりアニメ『アイドルマスターシャイニーカラーズ』劇場先行上映の第2章が始まりました。第1章に続いてこちらも初日から鑑賞して参りました。  まずネタバレにならない程度の感想としては、意外なほど劇的な展開が無く、各アイドル・ユニットが地道で着実に成長していく姿が描かれています。誤解を恐れずに言えば、大きなヤマ場が無いため各アイドルに対する思い入れが無いと退屈に思えるかも知れません。ただ、本来シャニマスのコミュはこういうもので、わかりやすいライバルや危機的状況

副業で出張したはずなのに、気づいたら本業をしていた【アンティーカ献血コラボ】

ことの顛末 タイトルだけ見ても何を言ってるかわからねーと思いますので、ありのまま起こった事を書きます。いや、職場バレしても困るのである程度ボカして書きます。 今年度初頭。11月10日に上司が近畿方面へ出張することが決まる。(ちなみに出張の用件としては下っ端の私が行くにはそぐわない内容で、誰が行くかという検討段階で私は候補にも入っていません) 10月31日。アンティーカ献血コラボが発表。期間は11月10日~3月31日。これを受けた私は「6thツアーの大阪が現地だったら1回

シャニマス5.5thライブ『星が見上げた空』:シャニマスが見上げる将来への展望

 2023年10月21日・22日に幕張イベントホールで開催された標記のライブ。私はDay1配信、Day2現地で参戦いたしました。5.5thというハーフアニバーサリーでありながら、通常の周年ライブに匹敵する、いや、それ以上と言っても過言ではない濃厚かつ記念碑的な内容だったと感じます。  Day1・Day2で追加組・初期組に分かれ、そこに今回初登場のCoMETiCが加わる。衣装と楽曲でユニットの歩みを振り返りつつ、最新の楽曲も披露し、そしてこれから始まるシャニアニとシャニソンへの

【ネタバレ有】シャニアニ第1章初回視聴後感想

 10月27日(金)、ついに劇場先行上映が始まりましたアニメ『アイドルマスターシャイニーカラーズ』。早速18:00の舞台挨拶の回を観賞して参りました。  ネタバレにならない程度の感想をまず述べますが、非常に良かった。奇を衒っていない王道展開、かつ序盤でしっかりとユニットごとの紹介を兼ねたお当番回を配置して、16人のアイドルをしっかりと見せている。安心して見れますし、ゲーム内コミュを反映させてストーリーに落とし込んでいるのもよく分かりましたので、第2章以降にも期待が持てます。

シャニマス『我儘なまま』振り返り③:オーコメ等で明かされた裏話を踏まえて

 7月22日・23日に開催された標記のライブですが、ここ2年ほどで恒例となった「開催1週間後にキャストをオーディオコメンタリーとして呼んだ同時視聴会」が今回も実施されました。また、ライブ開催後、公式放送や個人番組でライブについて語っていた方もおられました。そこで知った各キャストの想いに大変驚きと感銘を受けた内容がありましたので、一部それらを紹介しつつ深堀りし、これを踏まえた想いを記載してみたいと思います。  つまり今回はキャストへの想いを綴っていくことになります。全員に対して

シャニマス『我儘なまま』振り返り②:Day2観賞直後の感想

 ついに終わってしまいました。283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE『我儘なまま』。4月の5thライブで開催発表があってからというもの、3か月以上楽しみにし、披露されるソロ曲を何度も聴き込み歌詞を読み込み、考察や予想などを書き、名刺も作り、このライブのために日々を送っていたと言っても過言ではありません。  そのライブですが……端的に言って最高でした。いや、単にライブとは言えません。舞台というかミュージカルのようなストーリー性を持って構成された

シャニマス『我儘なまま』振り返り①:Day1観賞直後の感想とDay2予想

 283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE『我儘なまま』Day1に現地参加してきました。今回のDay1はいい意味で予想を裏切られ、大変満足した気持ちで帰途に就くことができました。そして全体を概観してみると、不満という意味ではなく、朗読劇パートに違和感の残る部分も若干あったというのが率直な感想になります。Day2開演前でないと書く意味がないので個々の楽曲への感想はとりあえず後回しにして、簡単にそのあたりを振り返って、無粋ではありますがDay2の予想

シャニマス「我儘なまま」開催に向けて:全曲振り返りと楽曲イメージイラスト考察、セトリ等予想

 先日の5thライブで開催が発表された『283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE 「我儘なまま」』。大型ライブでは3rdツアーで1回しか披露されていない(無観客の283フェスや、他のライブイベントでは一部披露あり)各アイドルのソロ曲、ルカのソロがようやくまた聴ける、そしてSHHisのソロ曲もここで初披露となるだろうと期待が高まっています。  そこで、各アイドルのソロ曲を改めて振り返り、3rdツアー以降のことも踏まえて今思うことを綴りつつ、公式グッ

シャニマス5thライブ『If I_wings.』考察④_制作側の想いを知って思うこと

 標記のライブについて、day1の演出があまりに前代未聞と言うべき内容だったため、各トピックを受け止めた時点での感情、感想、考察などを記録していき、自分の中でどのように意識が変化していくかを観察しています。  day1終了直後に①、day2終了後に2日間を振り返った感想を②で記載しました。(その後、イルミネーションスターズについて思うことを③として書きましたが、これはライブ全体の感想ではありません)  そして今回、制作プロデューサー高山氏のコメント付き同時視聴会を鑑賞、さら

シャニマス5thライブ『If I_wings.』考察③_闇の中でも輝く光:イルミネーションスターズ

 タイトルに③とあるとおり連続の記事になりますが、前回とは直接的には繋がりがありませんので、本記事だけでもお読みいただけます。  標記のライブについて、今までのライブ以上に重要な立ち位置として設定され、そして個人的にその特徴が一層際立って感じられたユニットが「イルミネーションスターズ(以下「イルミネ」という。)」です。day2の序盤のセトリはday1と同じかと思われましたが、イルミネの番になってday1とは違い『ヒカリのdestination』を歌唱。違う可能性を辿った世界

シャニマス5thライブ『If I_wings.』考察②_day2観賞後、改めてday1を見つめ直した

 標記のライブについて、day1の演出がコンテンツのファンにとってあまりにも不安を煽るような内容になっており、ファンの間で大変に物議を醸しました。私としてもどういう意味・理由があってこういう形にしたのか、ということを考えざるを得ず、そしてそれを形に残しておく意義を見出したため、いわゆる考察勢となることにしました。その時の内容は以下の通りです。  day1終了後は、day2でそのあたりが明かされるはず……と思っていましたが、day2で示された答えを要約すると「アイドルを辞めた