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コミックレビュー「モンキーターン(8)」

読んだコミックのタイトル

モンキーターン(8)
著者: 河合克敏 氏

あらすじ・内容

なんとか古池に弟子入りすることができた憲二。ある日、古池から研修時代のライバルで愛知にいる洞口雄大が優勝戦に出場することを知らされる。デビュー半年での快挙と周囲も大騒ぎ。一歩先行くライバルの様子に焦る憲二だったが…!?

(以上、bookwalkerより引用)

感想

新鋭リーグ第1戦・桐生のあっせんが波多野に来た。
そこで疑問なのが洞口と波多野の出場回数。
波多野が初出場なのに洞口は3回目
え?何で??

Wikipediaで新鋭リーグの出場条件を調べてみる。

(2013年の廃止時点でのルール)
デビュー6年目未満の選手が対象であった。選考期間は開催前年の7月1日から開催年の6月末日まで

選出除外
・フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合。
選考期間内の出走回数140回未満の選手。※優先出場選手は免除
選考期間内の事故率0.40以上の選手。
・選考期間内の新鋭リーグ戦競走に参加していない選手。
・スタート事故による選出除外となる罰則期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合。
・負傷・病気等により出場を辞退した選手。
・何らかの出場停止処分を受けた選手
(以上、Wikipediaから引用)

つまり、洞口が最初の頃に優出したから?
波多野が転覆しまくって事故率0.9だからか?
(50点(転覆5回×事故点10点)÷55走=0.909)

↑計算の参照サイト

そうなると岸田(純)も優出したって事?
他の82期生が居ないと考えると何気に凄くね?

さて、新鋭リーグでSGクラスの選手が出て来る。
岡泉と潮崎。

画像1

(画面はモンキーターン(8)から引用)

この2人、最初は洞口を注目していたが、波多野のレースを見て強いと判ると偵察してくる。
そして、岡泉は直接対決で技量の差を波多野に見せつける。

画像2

(モンキーターン(8)より引用)

その後、波多野は調子を落とすが前半の成績が効いて準優出出来てレースは2位を獲得。
結果、岡泉、潮崎、岩田、洞口、多尾、波多野の6名が優勝戦に出場。

画像3

(モンキーターン(8)より引用)

決勝戦は、桐生の赤城おろしが吹き荒れて水面は荒れており地元の潮崎が圧倒的に有利。

実際、スタート時は岡泉がトップを取ったがターンの際に強風によって艇が跳ねて岡泉が脱落。
その後、潮崎がトップを走るが洞口と波多野が協力して潮崎の艇を挟んで波を利用して潮崎を脱落させる。

最後は洞口と波多野の一騎討ちになるが、、
本栖で強風時でのターンで負けた時を思い出し、洞口は全速ターンを挑戦したが転覆。

危うく波多野とぶつかりそうになる。

画像4

(モンキーターン(8)より引用)

結果、波多野が優勝するが非常に後味の悪いレースになる。
そして、波多野が師匠の古池に優勝を報告した際に潮崎にダンプした事を指摘され、何故自身が心から優勝を喜べ無いのか理解して古池に報告して終わり。

それから月日は数ヶ月進んでデビューから1年。
波多野がB1級に昇格して、九州へのあっせんが来た。
それで青島と再開するが、、
他所の競艇場の特徴を知らずに本番で初めてのフライングをしてしまう。
そのフライングのプレッシャーに波多野が苦しむ事になる。

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