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コミックレビュー「モンキーターン(9)」

読んだコミックのタイトル

モンキーターン(9)
著者: 河合克敏 氏

あらすじ・内容

九州唐津競艇場にやって来た憲二は、初日のレースでフライングしてしまう。それから3日間というもの、フライングを恐れた憲二は思い切ったスタートが切れずに成績も最悪の状態。心配した青島は先輩の鮎川に相談するのだが…!?

(以上、bookwalkerより引用)

感想

初めてのフライングに臆病になり、調子を落とした波多野。
それを九州の強豪選手、鮎川のアドバイスで波多野は目が覚める。
その結果、最後のレースは0.1スタートを決めて2着を獲得する。
ただそのせいで、同じレースで2着が優出条件だった青島が予選落ちしてしまった。
この大会、鮎川が優勝して終わり。
波多野は青島にスタートを早くした方が良いとアドバイスして終わり。

東京に戻ってプロペラを叩けない事を純に嘆く波多野に和久井が・・

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と曰う。(モンキーターン(9)より引用)
プロペラに拘りのある和久井にとって、プロペラを叩かせてくれ無い古池の考えが古いと彼なりの考えを言うが、師匠を否定したと思った波多野と険悪なムードになるが、、、
この大会、和久井が優勝して自身のプロペラ技術が勝因だと負けた多尾に宣う始末。

それに発奮した波多野は古池にプロペラ技術を教えて貰うようにお願いしに行ったら、、

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(モンキーターン(9)より引用)
フライング休み1ヶ月を利用して波多野はプロペラ技術を詰め込む。

そして、1ヶ月と1週間後、戸田競艇場にて和久井との再戦を果たそうとするが、、
予選では直接対決は無く、ガッカリしていたが足合わせの際に和久井と走ってみると。
エンジンの整備力の差が顕著に出ていた。
その和久井がサウナで倒れるアクシデントがあり、彼の体格が他の選手より大きく、彼は人一倍プロペラとエンジン整備の技術を磨いて来た事を知る。

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そして、優勝戦で波多野と勝負するが、、
波多野がエースプロペラを加工し、そのおかげで伸びが出て新鋭リーグ以来の優勝をする。

ちなみに今は持ちペラ制度は無くなっております

2012年4月から持ちペラ制度が無くなりました。

理由は「選手の持ちペラ制度は、選手のプロペラ修整技術向上により迫力あるレースの具現化に寄与した反面、モーターと選手の持ちペラがどのようにマッチングするかが複雑で推理が難しい」だそうです。

↓参照サイト
競艇のプロペラ制度-持ちペラ制の廃止でグループ交流や調整に変化が? | 競艇マニア!

時代は変わるな。。。

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