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読んだ本のレビュー「4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~」戦術の謎が深まったw

読んだ本のタイトル

4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~
著者:杉山 茂樹 氏

あらすじ・内容

3バックと4バックの本当の違い、4-2-3-1が流行している理由、3-4-1-2はなぜ勝てないのか――監督目線のサッカーファンたちへ贈る、日本初の“布陣の教科書”。
(以上、Amazonより引用)

感想

センターバックが2人か3人か。
サイドバックを入れたら、4人か5人かの差だけだと思ってた。

それをロナウジーニョ、ロッペン、カフー、ロベカルなどの突破力のあるサイドの選手を封じる布陣がサイドバックを下げないで反対に上げて、その選手を守備に集中させるのか、、、

そうなったらその選手の脅威度が下がるか、、

それを決める手になるのがサイドバック。
だからサイドバックが重要だと言われていたのか。

そうなるとコミック「アオアシ」を読む目が変わりそうな気がする。

生観戦してた時に5バックになっていても守備が強烈にならないのが何故だろうと不思議に思ってたのは、相手とのギャップがあってそこを突かれていたからなのか。。
それを修正出来る監督が名監督と言われているのだろう。

柏レイソルならネルシーニョ監督がまさにその監督であり、その後の後任の吉田達磨監督は自身が築いた戦術には自信を持っていたが修正する能力は無いように見えた。

いや、多分あるのだろうが相手の監督の方が何枚も上手だったのだと思うし、それが選手に行き渡ってい無かったのかもしれない。

それが次に監督になった、下平監督のユース出身者を多く採用してユースの頃からやっていた多彩かつ熟練した戦術で攻め上がるサッカーがハマって2017年に年間順位4位の好成績を納めたのだろう。

でも、その翌年。
新加入選手を入れたら戦術の浸透具合が、悪くなり戦術の幅も減少し、守備陣の弱点も突かれ、それを修正できずに連敗して更迭された。

その後、ヘッドコーチから監督に昇格した加藤望監督は、、、
結果から言うとJ2に降格。
ラスト2試合で岩瀬健監督に変わって、劇的な勝利を収めたが時すでに遅く降格してしまった。

その後、ネルシーニョ監督が再就任してJ2を1シーズンでJ1に復帰して現在に至る。

これを読んで布陣とは相手ありきだし、それを微妙に調整したり、大胆に変えて相手の布陣からギャップを突いて得点したり、それを守備でやれば守備が安定する。

それを生観戦で分かったらよりサッカー観戦が面白くなるのだろうが、、、

難しぞコレww

でも、先ずはこのコロナが終息して安心して生観戦出来る日が来ないと無理だろうな。。。。

柏レイソルも監督がコロナに感染して、試合すら出来ない状態。
1月4日にルヴァンカップ決勝をするそうだが、その時の日本の状態がどうなっているのか、、

本当に今はわからない。
良くなる未来も想像できない。

でも、サッカーを生で観戦したい。

悩ましい。

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