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派閥ありきの界隈で肩身が狭かったけど自己解決しました~悟り~

オジョ箱はどうしても全レス速レスができないのですが、すべてのおたよりをじっくり拝読しています。

ごめんなさい!これはお答えできなかったお便りです。
自力で自己解決してくださって、その悟り感服致す、見事なり…!となったので紹介させてください。

※好き嫌いと人それぞれの折り合いのつけ方の話です。

■おたより

こんにちは。二次創作の絵描きお嬢様ですわ。
ちょっと困っていることがありまして、筆を取らせていただきましたの。
個々人の嗜好に関わることで内容が少々センシティブなので、ここでは嗜好について「ごはん派」「パン派」という例えを使ってお話しさせていただきますわね。

わたくしは、ごはんもパンも美味しくいただく人間です。作品作りの時は、そもそもごはんでもパンでもない作品を提供することが多いですわ。
最近、とても小さなジャンルに引っ越したのですが、そこで困ったことになりました。その界隈は、「ごはん派か、パン派か」がはっきりしていないとダメ、という風潮だったのです。中には、自分と違う嗜好のお嬢様に対して、激しい主張をなさっているお嬢様も見かけてしまいました。
個人の主張は好きになさればいいと思うのですが、なんでも食べるわたくしが反応したらブロックされるのではないか、と怖くなり、結果として、界隈の人を一人もフォローできなくなりました。

見る方に不快な思いをさせたい訳では決してないのです。
ですが、おそらく、雑食のわたくしが作ったものは、この界隈ではどちらの方からも見ていただけないし、見向きもされないだろう事がわかりました。実際、作品を投稿しても全く反応が来ず、一体、ジャンル内でどう振る舞えばいいのかわからなくなってしまいました。

わたくしとしては、自由に創作がしたい。好きに萌え語りもしたいのです。ただ、見る方はそうはいかないし、嫌なものなのかしら……と。この辺りは他人依存ですから、どうしようもないことかもしれませんわね。
この場合、交流も作ったものを見てもらうことも諦めて、誰にも見てもらえないこと覚悟で作品を上げ続けるか、いっそ嗜好がわかるような創作は諦めてしまった方が良いのか、どうすればよいでしょうか。

そのあとにいただいたご報告
(身バレなどないように編集しました)

「自分は何がそんなに辛かったんだろう」と考えてみた
→「界隈の人に受け入れてもらって友達になりたかった」「描けばすぐにみてもらえると思っていた」

私にとってはみな同じに見える食べ物でも、〇〇派固定で他が一切ムリ、という方にとっては、ごはんもパンも米粉パンも全く違うものなんですね。
こうなったらもう腹を括って、「この食べ物をつくっているのは自分だけのつもりで、自分一人だけのために気がすむまで作るしかない」と思いました。

ただ、お嬢様が今日の相談回答でおっしゃっていた、「結局お数ってジャンルの母数依存」「仮に界隈が狭く、ターゲットが「イチャラブ偏食家」だけなら…その界隈では「数」を狙うことは厳しいワ。どんなヘキでもそうですね。」という言葉にハッとさせられ、励まされました。

私が今から描こうとしているのはごはんでもパンでもない、新しい第3勢力。そもそもが想定されていない場所で畑を耕すようなものですから、みてくれる人がいなくて当然なのです。
もしかしたら、今後作っていく中で、最後まで作品が見てもらえず、評価ももらえないまま界隈を去ることになるかもしれません。でもそれは私のせいではないし、たまたま界隈の需要と、私が描きたいもののニーズが合わなかっただけなんだと考えることにしましたわ。

しばらく承認欲求が満たされずに辛い思いをするかもしれませんが、これも今後の糧と思って、「あの時は一人でも頑張ってたなぁ」と思えるようにするため、負けずに踏ん張りたいと思います。

前向きになれて本当によかったです!
素早くお答えできなくてごめんなさいね。言い訳ですが作業時間がなかなかとれないときは、文面そのまま公開OKでないものは時差が大きくなってしまうのです;;
こちらのおたより、数か月ずっと心に残っていて、他の方も勇気づけられるカモ!とお記事にさせていただきました。

時差にごめんなさいですが、一応わたくしなりのアンサーもさせてくださいね。

■アンサー

過去にいやな経験をすると、気後れもしんどさも格別ですわよネ;;インターネット・ハグをどうぞ!

前向きに第三勢力としてゼロからTOKIOで始めること、さすがですワ!

そう、そうなのです……。2つの派閥の板挟みというとレアかもしれませんが、「マジョリティと好みが異なる状況」としてみると、多くの方が経験する、共感度の高い悩みともいえます。
たとえば「ハピエンかそうでないか」「えちえちかそうでないか」「キャラメインかシナリオメインか」「最大手カプかそうでないか」など、界隈によってメインターゲットの好みは違ってきますよネ。

さらにさらに、そこは趣向で派閥が分かれていて、だいぶ過激なんですのネ……。ヒーッ!おつらすぎですワ;;;;

ごはんかパンか。
たいていは片方に所属して、他は見ないOR敵視するという感じなのかしらん。
好みがあれば嫌いもある。それは当然だけど、誰からも見えるところで過激な排除をするのはメッですわネ。ノットエレガント!

別派閥から「フォローされる」ことは少ないかもしれません。でも「自分から見たい人をフォローする」は全然アリだと思うワ!
フォローはお友達ボタンではありません。ただの定期購読ボタンなので、一応bioを確認して、「◎◎な方はご遠慮ください」とかに該当しなければフォローしてOK……とわたくしは思います。
(フォローしてきた人の属性を"過度に"気にする方が……なんというか、インターネットに向いてないなあ~と思います。個人的には)

その結果ブロックされてもOK!何と言うことはありません。お互いの自由な行動の範囲内なので。
合わない方にブロックされるのはむしろ悪くないことだとわたくしは考えます。いちばん怖いのは、嫌がらせ目的で粘着質にずーっと監視してくる輩なので、あっさりブロック!バイナラ!だと、何かしら被害を受けることはもうないはずで、むしろ安心なのです。(※個人の考えです)

だいぶ違うけど、ティッシュ配りのバイトをしているとして、わざわざ遠ざかるように距離をとって歩く人は明らかにターゲット外で渡す気が起きない、むしろ渡すかどうか迷わなくて済むからラク……みたいな感覚?

別派閥から見られることすら嫌でブロックする方の作品やおツイッターは、別派閥の方から見て楽しいことはないと思うので、お互いに不可侵!バイナラ!でいいと思いますワ。
世の中「見ないと死ぬ作品」はありません。作者の性格との相性で見る見ないを決定するのも、別にアリでしてヨ。
(あとは、昨今の仕様だと、フォロイーでなくフォロワーの趣向がオススメタブに出てきて、それで地雷に被弾する……ということも考えられるので、それが原因の自衛ブロックもあるかもしれません。理由は何であれ、個人的に嫌いとか憎んでいるとかではなくて、様々な好き嫌いがある中での自衛はしょうがないですワ……)

もしかすると、〇〇が好きです!と表明した場合、世紀末治安の最悪の最悪を想定すると、少しの嫌がらせの可能性はゼロではないかもしれません。

嫌がらせとしては、たとえばメッセージ箱とかに「米粉パンはない」とか入れられることが予想されますが、まあ普通はないです。
来てもIPでブロックすればもう大丈夫だし、ガン無視で大丈夫!羽虫さんの相手をしてあげる必要はありません。

どんな趣向かにもよりますが、もし無難に活動するなら、作品アップの際に注意書きを徹底するとかでしょうか?
苦手な物が不意打ちで目に入ると「うわあ!」となってしまうので、そういう事故を防ぐため、注意書きを徹底し、タグ付けについて気を付けるなど。

検索に入るワードやタグ付けも難しいんですよネ!
「#◎◎」というタグをつける意味は、「◎◎が好きな人が見つけるため」と「◎◎が苦手な人がマイナス検索などではじくため」2つあります。

そういうところできっちり配慮していけば、大丈夫!怖いことはありません。ルールや常識を守る方は、きっと理不尽な刃からも身を守れるでしょう。

自己分析でも触れてらっしゃるけれど、やはり「仲間がいない」「反応がなかった」のがお辛さのキモだったのでしょうネ……。
もちろん自分一人だけでOK!なタイプもいるけれど、人間はコミュニケーションを求める種族。群れをつくるお猿さんのときから変わらぬ本能なので、そのおつらさは至極当然のもの。精神の立派さとか全然関係なく、お辛くて当たりまえヨ!
だから逆に、たとえ一人でも語り合える仲間ができたら、ものすごくラクになると思います。

同じ米粉パン派の同志が見つかればラッキーだなあと思うし、というか確率的には絶対ゼロじゃないと思うし(あえて積極的に言ってないだけだと思います)、普段別派閥でも肯定的な反応をくれる方とは(部分的に)語り合えるカモ!
たとえば普段はパン派の方が、ごはん寄りの米粉パンは食べられないけど、パン寄りの米粉パンはむしゃむしゃ食べる……そういうことは絶対ありますワ。

私にとってはみな同じに見える食べ物でも、〇〇派固定で他が一切ムリ、という方にとっては、ごはんもパンも米粉パンも全く違うものなんですね(他者とは価値観が異なると理解・受容)
→「自分一人だけのために気がすむまで作るしかない」
(悟り)

ナイスナイス悟りですワ! 拝読しながら胸が熱くなりました!

お友達ともよく語っている自論ですが、派閥問題に限らず、創作での苦しみは「比較と線引きの問題」であることが多いです。
「他者と比較する→自分と同じはず、自分と同じであるべきなのに結果が同じじゃない→ギャップに苦しむ」がほとんどかもしれません。
その苦しみから一転、解脱するには悟りが必要。
「違う生き物なんだ」「違って当然なんだ」「ここが違うポイントなんだ」これさえわかれば、スーッとラクになります。

メッセジお嬢様の苦しみは、「自分と同じように、きっと他者もごはん・パンどちらも好きであるはず。私が好きなものを好きであってほしい。でも……!」というところから来ていたので、「違うんだ!」と分かったことが悟りだったのだ……と勝手に思いました。

プラスで根源的な「群れに入れない寂しさ」というおつらさがあったので、なんという苦しみ……!
そんななか、自分と向き合って言語化できて、解脱できて、と~~ってもスゴイ!!!!ここまで自力でできるのは本当にスゴイ!!ですワ!!!!
(悩みは言葉にしたとたんに解決する。実際に相談を受ける者の存在は大したことない……みたいな説があって、わたくし自身かなりそうだと思います。誰かに向けて説明するために言葉にした。それだけでだいぶスッキリします)

好きなものを自分向けに作る。そうやっていくうちに、きっと同志も見つかると思うワ!
たとえ少なくとも母数と確率と運の問題。同じ料理が好きな人は絶対いるはずですヨ!

たとえそうでなくても、頑張った経験は糧となり自信となる
いつ卒業してもいい。創作以外のことをやってもいい。新しいおジャンルに狂ってもいい。気が向いたら、ごはん的作品だってパン的作品だって書いちゃっていい。もしくは(表には出さず何かを)嫌うOR無関心になる自由だってある。もちろんどっちも大好きでいていい。
人生が豊かで楽しくあればそれでいい。何をしてもしなくてもいいんです。

今はどういう状況かは分からないけれど、もし今頑張りたい気分なら、自分の心に従って楽しい範囲で、好きなものに打ち込んでくださいネ!

ナイスな悟りを教えてくださってありがとうございました!
楽しいご趣味を応援していますワ~~~~!!!!!!!!


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