『時間革命 1秒も無駄に生きるな』堀江貴文
12月末に退職し、転職活動中です。急に暇になると(暇ではないはずなんですが…)何したらいいかよくわからなくなったりしませんか?忙しい時はあんなにやりたいこといっぱいあるのに。
ということで、時間革命を起こすべくこの本を手に取りました。まとめです。
※手短にまとめるために若干言い回し変えていたり、省略しているところもあります。
【時間についての考え方】
・多忙と多動を混同しない。やりたいことでスケジュールを埋め尽くし、多動の状態を作れ。
・常識から「無常」へ。無常こそが体感時間は無限にする。
※無常の考え方…僕達は本質的にそういう一個一個くだらない泡に幸せを感じられてしまう存在。
所詮は泡なのだから割れないように大事にしすぎても仕方ないし、たとえ消えてしまっても打ちひしがれる必要もない。
次から次へから次へと現れた泡を楽しむ。この世には常なるものなど存在しないと心から信じているから、目の前の楽しいことに集中できる。
・緻密な計画なんかより、やりたいことがある奴が強い。それを実現するための知識を素早くインプットしていれば、もはや最強。
【時間を表す二つの例】
・1本の大きな川
大きな川にぷかぷかと浮かびながら流されているのが僕達人間である。
下流に向かってただ流されるしかないという点ではみんな一緒であるだから、僕は無駄な努力はしない。流されるままだ力を抜いて水面に浮かんでいれば、余計なストレスはないし、運悪く水を飲んでしまうこともない。実に快適なものである。
時々どこからかは果物が流れてくる。そうやって次々に視界に入った果物に夢中になっているのが僕の人生ではある。まずは自分から果物を探し求めたりしないこと。少しでも美味そうだと思ったら、選り好みせずに手を伸ばしてみること。
滝も激流も、楽しんでしまえというマインド、ノリで生き抜く人間だけが革命を起こせる。現時点でやりたい欲しいと思えるか、それだけが基準。極端なことを言えば、面白いと思ったもんは全部首を突っ込んでいくべき。
・遊び心を忘れない子ども
何も考えずにハマるとは、魅力的なおもちゃがひしめく部屋に投げ込まれた子供が目を輝かせながら静かに遊びに没頭しているのに近い。そうすれば好きとか楽しいが後からついてくる。
子供の方が常に目の前のことに集中で充実した時間過ごしている。大人は暇なせいでリスクや目標、シミュレーションといった空虚なことで頭を満たし、心のエネルギーの無駄遣いをしている。
【無くした方がいいもの】
・やるかかやらないかで悩む時間。
・クヨクヨと未来や過去のことで悩むこと。
・やらない理由、プライド→シンプルに本質を見直す。
・体感時間が長くなること。
・お金ばかりにこだわって自分の時間を売ること。
(お金は信用というあやふやのような存在をわかりやすく可視化するための道具に過ぎない。きちんと信用を積み重ねていくことの方が大事。)
・自分へのウソ。
・優先順位がつけられない仕事をまとめて片付けようとすること。
【この本のメッセージ・軸】
・シンプルとスピードが最強。
・努力するなハマれ。
【具体的な方法】
・意味があるのは短期的な目標だけ。
例:今日から30日連続でブログを書く。
10日後に体重3キロ減を達成する。
1ヶ月後に会社を辞めて起業する。
・隙間時間は黄金の時間。この5分で何ができるか、隙間タスクをリスト化する。
・いかにスマホだけで作業を完結させるか。
・自分ひとりだけで頑張っても限界がある。積極的に他人を使うべき。
・沢山の情報に触れ、処理する。
(どれだけの情報を持っているかは、何をどれくらい知っているのかによって、人間の行動量は規定されている)
※LINEニュース、スマートニュース、ニュースピックス、 Twitterなどからビジネス経済、グルメ、ファッションでも食わずせずインプット。コメント機能を使って気になったニュースに一言コメントでアウトプット。
・仕事は、優先順位、細切れを心がけて、自分のペースを作り進めていく。
・熱中できるものを見つけるコツ
→①目に入った順に片付ける
→②自分でルールを考える。
どういうルールにすれば面倒くさい、うっとうしい解消できるのか、そういうことを常に考える習慣を作ってしまう。
・3ヶ月のペースで歯科検診や歯石除去を受ける。歯周病のある人は、心筋梗塞、脳梗塞を発症する可能性も高くなる。
【どうしていく?自分自身を振り返る】
・気になっていることを三つ挙げてみよう。
・子供の時に熱中したものを三つ思い出してみよう。
【最後に】
あとがきに書いてある下記の内容が一番心に残った。
不安がってる暇もないし、やってみないと仕方ない。
著者の堀江貴文さんは、他の本でも書いてあったけど、ビジネスマンであり、思想家のような一面もある気がする。
今この瞬間を大事に生きていけるように。
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