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スタートアップファイナンス

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スタートアップのファイナンスやIPOに関するnoteをまとめています。
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#新規上場

新規上場企業がデットファイナンスを利用している比率は?/2023年新規上場企業のデットファイナンス考察

「目論見書分析note」とは 目論見書分析noteは、起業家、スタートアップで働く方、スタートアップ企業の成長背景に興味がある方を主な読者として、noteを書いています。 「IPO企業は、どんな業績変化をだとってきたのか」 「過去の資本政策でどう工夫をしてきたのか」 など スタートアップ企業に関わる方・興味がある方に、ヒントになる情報を提供させて頂くことを目的としております。 ※記事の内容については個人的な感想となることを理解の上で読んでもらえるとありがたいです。 今

上場審査への道のり。「人」がつくる株式市場の裏側(後編)

こんにちは、ひふみラボ編集部です。 レオス・キャピタルワークス株式会社が東京証券取引所グロース市場に上場して約半年が経ちました。上場後に株主になってくださった方も多いと思います。 このシリーズを通して、これまで私たちを支えてくださった多くのお客様に加え、新たに株主になってくださった方に感謝の気持ちをお伝えするとともに、これから株主になろうと考えている皆様にも「なぜレオスは上場したの?」「上場するってどういうことなの?」ということを知ってほしい。そして株式市場の魅力や面白さを

上場審査への道のり。「人」がつくる株式市場の裏側(前編)

こんにちは、ひふみラボ編集部です。 レオス・キャピタルワークス株式会社が東京証券取引所グロース市場に上場して約半年が経ちました。上場後に株主になってくださった方も多いと思います。 投資信託ひふみシリーズを通して、これまで私たちを支えてくださった多くのお客様に加え、新たに株主になってくださった方に感謝の気持ちをお伝えするとともに、これから株主になろうと考えている皆様にも「なぜレオスは上場したの?」「上場するってどういうことなの?」ということを知ってほしい。そして株式市場の魅力

キャスターが行ったストックオプションの3つのアクションは?/目論見書から読みとくSOの実例

「目論見書分析note」とは 目論見書分析noteは、起業家、スタートアップで働く方、スタートアップ企業の成長背景に興味がある方を主な読者として、noteを書いています。 「IPO企業の業績推移・KPI変化」 「過去の増資、新株予約権発行の状況」 など スタートアップ企業に関わる方・興味がある方に、ヒントになる情報を提供させて頂くことを目的としております。 ※記事の内容はあくまで個人的な感想であることをご理解頂けると幸いです。 それではここから本編になります。 ◼︎

4年で売上10倍以上、赤字から黒字転換でIPO。CFOから見たIPOまでの道のりと今後の成長について

スタートアップの成長と変化、そしてそれが上場企業へと成長するまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。私がCFOとしてアイデミーにジョインした4年前、当社はまだ小さなチームで、売上高も1.3億円で大幅な赤字企業でした。しかし、絶えず挑戦と努力を重ねることで、上場できる企業にまで成長しました。 今回は、私がCFOとして経験した資金調達、財務戦略、上場準備、そしてそれらを通じて得た学びや経験を書きたいと思います。これからもアイデミーは「先端技術を、経済実装する。」という

ストックオプション「業績条件」について、2023年 IPO企業とGENDAの発行条件を解説

「目論見書分析note」とは 目論見書分析noteは、起業家、スタートアップで働く方、スタートアップ企業の成長背景に興味がある方を主な読者として、noteを書いています。 今回は、スタートアップ企業がストックオプション(SO)を設計するときに検討する「業績条件」(業績ハードルなどと言うこともあります)について解説します。 上記のとおり、業績条件とは、SOを行使するために必要な売上や利益の目標であり、当該目標を達成できなければ、SOを行使することができません。 今回、20

note IPO連載第2回 上場に向けた経理体制の整備 noteの実例は?

お久しぶりのnoteになります。noteで管理ユニットマネージャーをしている平山と申します。 弊社のCFOである鹿島さんがこの度IPOプロジェクトの連載を開始したことに伴いまして、私もIPOプロジェクトの一員として第2回目を担当させていただきます。 鹿島さんの連載開始の記事にもあった通り、前職では公認会計士として監査法人で勤務しており、初めての転職、初めての事業会社でnoteにジョインしました。前職は堅い職業だったので短髪スーツで約10年やってきましたが、note社入社後

上場企業になるとは、どういうことなのか?レオス・キャピタルワークスの創業者3人が考える未来(後編)

こんにちは、ひふみラボ編集部です。 2023年4月25日、私たちのレオス・キャピタルワークス株式会社は東京証券取引所グロース市場へ上場しました。 前回に引き続き、創業メンバーである代表取締役会長兼社長・藤野 英人、代表取締役副社長・湯浅 光裕、営業本部長・五十嵐 毅に、上場について聞いてみました。 この連載を通して私たちが上場する理由や、「そもそも上場って何?」ということを知っていただけると嬉しいです。 レオスが上場する理由――なぜレオスは上場するのでしょうか? 藤野

4月25日、グロース市場に上場。レオス・キャピタルワークスの創業者3人が考える未来

こんにちは、ひふみラボ編集部です。 本日(2023年4月25日)、私たちレオス・キャピタルワークス株式会社は東京証券取引所グロース市場に上場しました。 証券コードは7330 「波去れ!」と覚えてください。 『資本市場を通じて社会に貢献します』という経営理念を掲げ創業してちょうど20年。私たちの会社は、資産運用業界のプロたちが集まり立ち上げた会社です。 日本全国120万人以上のお客様につみたて中心で投資していただいている投資信託ひふみシリーズをはじめ、国内外のお客様からお

ストックオプションを設計するために決めるべき5つの条件とは?

「目論見書分析note」とは 目論見書分析noteは、起業家、スタートアップで働く方、スタートアップ企業の成長背景に興味がある方を主な読者として、noteを書いています。 今回は、スタートアップ企業がインセンティブプランとしてストックオプション(以下「SO」)を設計するときに、必ず決めておくべき5つの条件について解説します。 2月初めに、Signifiant Inc. 共同代表の小林さんの「SO、ちゃんと確認してますか?_Nstock KIQS勉強会 2023.2.1資

東証一部上場を果たした株式会社ネットプロテクションズホールディングスIPO当日を公開!

こんにちは、広報の三宅です。 2021年12月15日、株式会社ネットプロテクションズホールディングス(以下、NPHD)は東京証券取引所第一部に上場いたしました。これまでNPHDを支えてくださった皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。 上場の日って何をしたらいいかわからない、イメージがつかないという広報の方は多いのではないでしょうか。そこでNPHDの一日を公開しちゃいたいと思います! 上場当日、経営陣のタイムスケジュール 上場当日、代表の柴田を始めとした経営陣は大忙し。

新しいIPOへの挑戦。映像から未来をつくる仲間づくりを目指したセーフィーの資本施策の話

はじめまして。セーフィー株式会社のCFOの古田と申します。 当社は、2021年9月29日に東京証券取引所に新規上場を果たしました。 無事にこの日を迎えることができたのは、本当に色々な方々に支えられたお陰であり、大変感謝しております。 何よりもSafieをご利用いただいているお客様、そして一緒に事業を作り上げてきた仲間の社員、またリスクをとって支援してくれた従来からの株主の皆様とSafieの未来を信じてくれた新しい株主の皆様、案件を一緒に作り上げた共同主幹事証券会社のSMBC

上場して1年の振り返り

来週に第3四半期の決算発表がありますが、上場してからはちょうど1年経ったので、振り返りをさせてもらえたらと思います。 1年おめでとうの意味も込めて、皆様のブログシェアなどしてもらえたら本当に嬉しいです。 何かお返しできるよう精進します。 まず端的にこの一年、総合的に良い1年だったと思っています。 メイン事業であるMW(https://mid-works.com/)事業がとても飛躍しました! 他事業も含めて良い仕込みができた1年になったと思います。 振り返りの前に簡単にサ

資本金10万円の学生起業が【上場】するまでの道のり

関係者のみなさまに、一つの感謝の場を表す場としてブログを執筆させていただきます。 株式会社Branding Engineerは、本日2020年7月7日、東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。 クライアント様、弊社メンバー、投資してくれた株主、そして今はいないけどうちで働いてくれたメンバー、友人、家族、今は亡き愛犬、この度は本当にありがとうございます。 皆様の支えがあってやっと一つの節目を迎えられました。 心から感謝しております。 時には自分のストレスを他人にぶ