髪型でなりたい自分になる

髪って心にとって大きな存在なんだなぁ
ヘアスタイルに関するテクニックを学べるのかと思ったら、それだけじゃなかった。先日購入した『女は、髪と、生きていく』。


もちろん、シャンプーのこと、髪の乾かし方、美容師さんの選び方など髪に関する情報も勉強になったけれど、この本は、髪じゃなくて、心が元気になる本だった。

学校に行けなかった子が、髪型を変えることで性格が変わり学校に行くようになったり、ヘアライターである著者自身が傷ついた心を美容院で癒したりと髪型が人の心を変えるエピソードを読むと、じーんとなる。
他にも、病気の治療などで髪がない人がウィッグで楽しむことができることに触れているところも、この本の信頼できるところ。

髪型ってすごいパワーを秘めている。
髪型一つで「性格」を変えることができる。つまり、髪型によって、なりたい自分になれる。

でも、髪型を決める前に、自分がどんなふうになりたいかを考えることが必要だそう。

「こんな言葉で形容される自分になりたい」という言葉を20個書くというワークがあったので、やってみた。

自分を見つめる作業。書きながら、(20個はなかなか出てこない)
へー こんなこと思ってるのか、と我ながら面白かった。

書いていて思ったんだけど、自分はこういうものって決めて、勝手に制限して、私というイメージを自分で崩さないように生きているなぁ。他人からい言われた言葉がまず出てきちゃう。真面目そうとか、のんびりしてるとか・・・そのイメージに合うような無難な髪型を選んでいるのかもしれない。

何も制約がなければ、なりたい性格、髪型は他にありそうだ。

恥ずかしけど、自分が形容されたい言葉をあげると「センスがある」「おしゃれ」。
自分はどこか「もっさい」と思っていて、なんとかして垢抜けたいという気持ちの表れかも。

「もっさい」ってなんか、どんくさそうだ。普段の生活で、失敗しても、まー私らしいかって思ってしまう。でも、センスがある、おしゃれな髪型したら、性格もそれに近づいて、行動もそれについてくるかも。
脱どんくさい性格!

昨日もどんくさいことをやってしまった。ホームで電車をしばらく待っていた。ちょっとスマホを見ていて、次に顔をあげたら、乗ろうと思っていた電車が目の前を走り抜けていった。どんくさ!だいぶ前から待ってたのにー

これは、早急に髪型を変えねば!

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