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もっと言葉を愛しみたい、と プロフェッショナル仕事の流儀『縁の下の幸福論 ~校正者・大西寿男~』を見て思った。

1月13日(金)に放送されたNHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』がとても良かったです。校正者である大西寿男さんが言葉に真剣に向き合う姿がもっと言葉を大切にしようと思わせてくれました。

1月20日(金)まで配信で見ることができるようです。

大西さんの言葉で一番印象に残ったのは

「言葉が泣いているっていう気がします」

大西さんは(ネットに)「吐き捨てられたような言葉があふれていてゾッとした」そうです。

そして、こうおっしゃっていました。

自分の言葉に対してもうちょっと
手間暇というかケアしてあげることができたら、もっともっと言葉も傷つかないし 相手を傷つけることもないし
逆に相手から自分が傷つけられることもない

実際には言葉は泣きませんが、
泣いているとおっしゃる意味の正体は、
大切に言葉を使ってきた"人々の悲しみ”ではないかと思います。

大西さんの言葉を聞き
noteを書く時に、もうちょっと丁寧に書こうと思いました。
今までは、仕事じゃないし、遊びだし、と思って適当に衝動のままに書いていました。

でも改めて考えてみると、言葉ってこれまでの人類が何かを伝えようと、
分かろうとしてきた積み重ねでできたもの。

私が誰かに喜びや悲しみを伝えられるのも、生み出し、使い続けてきてくれたこれまでの人類のおかげです。

言葉は自分が自由勝手にして良い、
個人の所有物ではないような気が今はしています。
もっと感謝して、使っていこうと思いました。

言葉を愛しみたい。
愛でれば、愛でれるほど言葉はたくましくなるはず。

読んでいただきありがとうございます!一緒に様々なことを考えていきましょう!