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バスの中で考えるくだらない話_万代不易(ばんだいふえき)と不易流行(ふえきりゅうこう)

高速バスの中で考える

「四字熟語の使い方、
ちょっと違うよ」なんて、
夫に指摘されそうですが・・・

高速バスで東京に向かっていました。
そこでの出来事です。

私は、早く降車したいので、
出来る限り一番前の席に
座りました。

朝の高速バスは、混みます。
停留所で止まると
運転手さんが、

中年男性が乗車する時、
お父さんの後ろ
あと4名様のみ
乗車可能です。

恐れ入ります。次のバスに
お乗りください。」とアナウンス。

最後の停留所でも、

若い女性が乗車する時、
お姉さんの後ろ
あと5名様のみ
乗車可能です。

恐れ入ります。次のバスに
お乗りください。」とアナウンス。

どちらも「お客様の後ろ」で
よいのでは?

と心でつぶやきました。

不易流行(ふえきりゅうこう)

市場などで、
売り手が
50代以降位だと、

私は、
「お母さん、安いよ~」とか、
「奥さん、はいおつりね」とか
「おねいさん、まけとくよ~」なんて、
言われます。

「お母さん・奥さん」と呼ばれると
私、所帯じみているのかしら?
ちょっとショッパイ気持ちに
なります。

「おねいさん」でも
”みのもんた方式ね”とまた
ちょっとショッパイ気持ちに
なります。

一方、若い方が
売り手の場合は、

お客さん、どう?
まけとくよ~
」という
事が多いのです。

時代は変わり、
「お客」という
ジェンダーレス
エイジレスがきっと、
今の時代なのでしょう。

そう思うと、

時代に合わせて
変化していく思考もあると思うのです。
不易流行(ふえきりゅうこう)
です。


万代不易(ばんだいふえき)

さて、白髪の運転手さんは、
指さし確認をし、言葉も丁寧。
真面目な運転手さんです。

運転席を出て、
高速道路に入る前に、
トラックの荷物を確認
します。

どっこいしょ、どっこいしょ
と言いながら・・・

親・近・感
私も、いつの頃からか、
行動を切り替える時に
よいしょ」と言う様に
なっていました。

行動を起こすには、
ピッタリの言葉なのです。
この言葉は魔法の言葉です。

小学生の頃、
同居していた梅おばあちゃんも
よいしょ、どっこいしょ
といって行動を切替ていました。

時代が変わっても
変わらないもの

時代と共に
変わっていくもの

「よいしょ」は、きっと
万代不易(ばんだいふえき)
の言葉に違いない!
それがとても愉快に気分にさせました。


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