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電車で本を読む

週末は栃木に行っていました。
栃木には元々祖父が別荘として使ってた謎の家がありまして、今はそこに母が住んでいます。
今回は母に会う&お盆の片付けのために栃木に行ってきました。
お盆の提灯好きなので見れて良かったです。

さて、ここからは本題の「電車で読書」についてお話します。

私はいつも新幹線を使わずに宇都宮線に乗って行きます。
鈍行でも大した時間はかからないので電車賃の節約というのもありますが、実は電車に乗っている時間が好きなのです。

2時間40分ほどの乗車時間は私にとって至福の読書タイムです。

通勤時は電車に乗っている時間が少ないのと人が多いのとで本を読む気になれません。
それに比べて、この移動時間はまとまった時間がとれる上に人も少ないという、集中して本が読むのに適した素敵な時間なのです✨

今回のお供は下記の2冊。
『アスク・ミー・ホワイ』 古市憲寿
『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』 角田光代

古市さん、何かで連載していたコラム(結婚に関するお話だった)が面白かった印象がありますが、こんなロマンチックな恋愛小説書いていたなんて!
「恋愛なんてくだらねぇ!」みたいなタイプじゃなかったの!?
小説はほぼ作家買いをしない私ですが、この本はある意味作家買いです😆
スッキリした文章で読みやすいと思います。
BLなので読む人を選ぶかもしれませんが、特に大きな事件もなく(あるっちゃあるけど大したことない)、ひたすら幸せな雰囲気の安心して読める作品でした。
疲れ切った現代人は、こういう優しく前向きなお話を求めているのでしょう。それに比べて私の書く小説よ……。

角田さんの本はエッセイです。
タイトルからしてがっつり恋愛もの! って思われるかもしれませんが日常にある「そういうのあるよね!」って感じのエッセイです。
私は人生でちゃんとした恋愛をした記憶があるようなないような感じなのですが、そんな私でも楽しめました。
友人や親しい先輩に話しかけられているかのようなエッセイで、すんなり心に入ってきます。
さすが数々の文学賞の選考委員をされているだけあります。
短いエッセイがたくさん入っている本なので、隙間時間とかに気軽に読める本です😊
実は6月にいりえさんで買って、今回ようやく読みました笑
年単位で積読する私にしては早く読んだ方ですね。はい。

2冊とも心がほんわかする本で、とても良い読書時間でございました。

薄暗い話も好きなんですけど、バッドエンド系って「よっしゃ! 好き!」となるか「そっちかよ! アウト!」ってなるかのギャンブル的なところがあるので諸刃の剣です。
その点、ハッピーエンドはどう転んでもハッピーエンドなので安心して読めますね。
やはり旅行中に読むのはハッピーエンドに限る……!

あと、電車の中では勉強系の本も読まないです。
気になったらより詳しく調べたくなりますし、思いついたらメモとか取りたいですし。
「あの本にも似たようなこと書かれてたよな?」とか別の本が気になっちゃうこともありますし。

あまり難しい本だと眠くなっちゃうし😣

というわけで長時間移動の電車の中で本を読むなら、ハッピーエンドの小説とかエッセイがいいよ! ってお話でした(そうだっけ?)。

話は変わりますが、出かける準備をしていた際に眼鏡を踏んでレンズがフレームからはずれるという大事件が起きました。
レンズを無理やり指で押し込んでフレームにはめるという力技で事なきを得ましたが、いつまたレンズがはずれるかと思うとドキドキです。
眼鏡ユーザーの皆様、私のレンズがはずれたことありますか?
そして指で無理やり戻したことは?
この対処法で合ってますよね……?



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