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朝のルーティーンきっかけで新聞記事掲載

そんなわけで朝のルーティーンは下の記事の通りなのですが、このルーティーンがきっかけで新聞に載ったというお話を。
私の住む街は、大都会ではないにしても都市部と言われるような地域で、ましてや獣がでるような山間地域ではないのだが。。。

いつもの朝が意外な朝に

いつもと変わらない七月のある朝、いつも通りお寺に朝の散歩に行った時のこと。
階段を登り門をくぐって寺の境内に入る。
正面のお堂の方に目をやった瞬間だ。
正体のはっきりしない動物がスッと足音もさせずに素早く逃げていった。
その動物がなんなのか確かめるべく、お堂のすぐ近くまで行って、動物が逃げた先を見渡せる位置に座りマインドフルネスを始めることにした。
もう一度出てこないかと期待しての位置どりだ。

しばらく様子を伺っていると、動物がお堂の横からスッと出てきた。
すぐに私の存在に気づき、目が合った状態で互いに見つめ合う形になった。
キツネだ。直感的にそのように感じた。
確信を得たいところだ。
尻尾が確認できれば。。。
キツネであれば犬と比べて特徴のある尻尾をしているはずだと考えた。

暫く目が合ったまま。
目を離すとすぐさま逃げ去るだろう。
目を離さずに観察することにした。
目を離さぬまま、スマホをポケットから取り出し、パシャり。

数分対峙していただろうか、するともう一匹出てきた。
こちらは好奇心旺盛で周囲をうろちょろしている。
太くて立派な尻尾が見えた。
間違いない、キツネだ。
なぜここに?という疑問は脇に置き、尻尾も見える形で写真におさめたいという衝動。
動きがあるためいい角度でうまく写真に入ってくれない。
苦心の末、なんとか取れた写真がこちら。

向き合ったキツネの後ろに、もう一匹いるのが見えるだろうか。
残念ながら尻尾を完全な形で写すことは出来なかった。
しかしキツネに間違いないだろう。

SNSに投稿すると地方紙の新聞記者の知り合いが反応した。
「モトさん、記事にしましょうか?」と。
早速連絡を取り、取材を受けた。

そうして出来上がった記事がこちらだ。

新三河タイムス7月某日

なんでもない朝が、新聞の1面になる朝もある。
昔の人はうまいこと言ったものだ。
「早起きは三文の徳」とはこのことだろう。
調べてみるとドイツではこのことわざを次のように表現するらしい。
「Wer den Fuchs fangen will, muss fürh aufstehen. 
キツネを捕まえたければ鶏とともに起きよ」
Wow!

#朝のルーティーン  が生んだ新聞記事

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