柏木公宰のエッセイ 第六十九回「想像力は孤独力」
最近仕事が休みの日は一人で散歩することが多いのですが、一人でいるといろんなことを想像してしまう。
自分が架空のキャラクターになったり。
架空の職業に就いて活躍したり。
いま架空のロケ番組をやっていて街中をブラブラしてコメントを考えたり。
作りもしない漫画や映画のシナリオを考えたり。
昔の出来事や未来の事など、頭の中でぐちゃぐちゃ整理したり。
一人でいるとずっとうるさいんです。
しかし、これが二人以上でいたりすると全くもって想像力がなくなる。
相手のことを考えてしまうので、それ以外のことが考えられなくなってしまう。
だから僕は一人でいることの方が実は楽しいのです。
もちろん人と一緒にいる時も楽しいのですが、一人でいるときは頭の中で結構遊んでる。
真顔でぼーっとしながらただ歩いてるように見えますが、自分の中ではフェスティバルが始まっているんです。
その想像力が絵を描く時などに活かされるので、どうしても孤独が必要なのです。
なので皆様、僕が一人でポツンといる時は決して寂しい訳ではないので見つけたらそっとしておいてください(笑)。
おまけ
散歩中猫が砂場で寝ておりました。
そして街中で見つけたヤバそうな地下道。
絶対行ったらいけないやつ。
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