3年間お世話になった先生

小学4年生になる年の話です。

うちの学校は2年間でクラス替えと担任の先生が変わるシステムでした。小学3年生の時に担任だった先生が私が4年生になっても代わらず受け持つ予定でした。

4年生になる前の春にその先生が急遽事故で亡くなり新人の先生が私のクラスを受け持つことに。

その先生はスーツ姿ではありましたが髪型がリーゼントでガタイもよく本当に先生かと思える程でした。

最初の自己紹介も新任の先生とは思えない程堂々としていました。その先生が最初に君たちにまず教えたい言葉があると言いその言葉が【ケジメ】という言葉だった。

その時はよくわからなかったが後々わかっていった。先生はGTOの鬼塚先生みたいな感じで授業は適当で暇になったら体育館で遊ばせてくれたりしていました。

ある生徒が悪い事をした時の先生がめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。

その時に初めてケジメという意味を知りました。自分の行動に責任を取れと行っていました。

その先生はバレー部の顧問になり練習を見ていると今で言う体罰ぐらい選手をしごいていたのを覚えています。そのおかげかバレー部は全国大会に出るレベルまでに成長させていました。

私は指導でこんなに変わるのかと思っていました。

1年はあっという間に過ぎて行き小学5年生になる年クラス替えはあったものの担任の先生は代わらずそのままその先生がクラスを持つことに。

その先生には色々と教わり成長させてもらいました。勉強面はからっきしでしたがスポーツでは色々勉強になることが多かったので楽しくて卒業まであっという間でした。

人生で唯一卒業式で泣いたのはこの卒業式だけでした。それ程その先生にお世話になり感謝があったのだと今なら思います。

本当にありがとうございました。

#忘れられない先生

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