週刊少年ジャンプ2018年40号まとめ
こんにちは。
今週のジャンプ、読みました？
表紙巻頭カラーは『ONE PIECE』。ワノ国編の登場人物が出揃って来ました。光月家、ミンク族たちと海賊王ゴールド・ロジャーや一繋がりの大秘宝との関係が明らかになるのはいつになるでしょうか。
今週私が読者アンケートで投票した３作品は、
１『呪術廻戦』
２『アクタージュ act-age』
３『総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司』
……です。
『呪術廻戦』は急展開する主人公と吉野少年の関係を映画のモンタージュ技法のように描いた緊迫感がものすごい。ジャンプ今週号を何回か繰り返し読みましたが、この作品だけは何回読んでも面白かった。
『アクタージュ act-age』ではアクの強い人物が次々登場する展開が熱い。主人公の夜凪が心情を吐露するシーンは落ち着いてじっくり読むことで感情のリアルさが伝わってきます。
『総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司』に登場した新アイテム「絶対遵守スーツ」は「戦う若いサラリーマン」という、この漫画の顔になるアイデアが活きていてワクワクしました。
投票した他に気になった作品は『キミを侵略せよ！』。
もう作品のクライマックスを迎えていますが、その描き方にドキッとするものを感じました。
この作品は宇宙人であることを隠す少年の学園ラブコメというベタな設定でありながら、ちょっとしたエロ描写の中にある写実を超えたなんかエロい表現力を持っていました。もっとも最近はそんなエロさが控えめだったのですが。
今週のラスト４ページのコマの使い方、キャラの描き方はこの作品の表現力が発揮されていると思います。字面だけ読むとベタなセリフの展開なのですが、そのセリフに込められた間を丁寧にページ上に表現していて、まるで絵が動いて喋っているかのようでした。
以上2018年40号のジャンプまとめでした。次号は『ONE PIECE』が休載ですが、面白い作品がめじろ押しで楽しみですね。