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自分自身が変化し続ける

「人間は安定・安寧を求め、現在を良しとする。しかし、人間社会において唯一確実なのは変化である。変化に対応できない企業は滅んでいくというのは自然の摂理であり、地球上の歴史を見てもわかる。」小嶋 千鶴子、イオンを創った女より

 ”祇園精舎の鐘の鐘の声、諸行無常の響きあり” 広島県出身なのでにしき堂さんがTVCMで使っていたこのフレーズを小さい頃から何度も聞いていて体に染みついているんですが、これまで日常の中で思い出すことはありませんでした。でも、以前勤めていた事業所が閉鎖になる3~4年前のリストラって言葉が出始めたころから、このフレーズが顕在化するようになりました。
”世の中は常に変化していくもの” と、800年前の先人が教えてくれていたのに、意味を理解出来ていない者は同じことを繰り返す。働き口としてはやはり”安定”した会社を選びたい。でも、入社して安定が得られるとその状態を良しとして変化を起こそうと思わなくなる。個人が変わらないから組織全体も変わらない。
二度と失敗しないためにやらなければならないことは、常に変わり続けること。でも、他人に自分と同じように変わってもらうことは難しい。先ずは、自分自身が変化し続けることを怠らない。

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