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千里の道も免許取得から

こんにちは。

昨年からアメリカ・カリフォルニア州で生活しています。

今回はカリフォルニア州免許取得の経験をお話しします。


国際免許の権限はどこいった

アメリカは国際免許が効く国です。
日本で国際免許を発行してもらったら、1年間使用できます。

しかし、カリフォルニア州では国際免許はあまり効力をなさないとのこと。
早期の免許取得が義務付けられています。

ジュネーブ条約どこいった。

私はアメリカで運転する機会がなかったのですが、出産前に免許を取得することにしました。

免許の取り方を軽くおさらい

こちらはnoteですので、ホームページ、ブログのように詳しく説明することはしません。

簡単に言うと、
①免許センターで学科試験を受ける
②受かったら仮免許が発行される
③本免許を持っている人に同乗してもらいながら、街中で普通に運転して練習する
④自分の車を持ち込んで実技試験に合格したら免許ゲット

試験料は学科・実技合わせて40ドル程度です。
持ち込む車は友人に借りたものでもいいし、自分の車でもいいので0円〜無限大です。

まぁランボルギーニを持ち込む人はいないと思いますが…

実際、テスラを持ち込んでいる大学生はいました。
ちょっと鋭く見つめておきました。
大人げない。

学科試験より待ち続けるほうが大変

学科試験は、最寄りのDMVで行ないます。
これが、大混雑だし、スタッフは皆愛想が悪くて最悪です。

『アメリカ人が最も嫌いな場所、それがDMV』なんだとか。わかる。

学科試験はパソコンに向かって問題を解いていくのですが、結構難しいです。
内容もさることながら、日本語訳がね。

もちろん日本語で受験できるありがたさは感じます。

Q.同乗者がシートベルトしていなかった場合、誰が罰せられますか?
①○歳以上だった場合、その子どもも
②罰せられる
③特に罰せられない

答えは2なのですが。「え、誰が?!」ってなります。

デッドラインの3回目で合格しました。
受かればいいんです。

試験、手続き、それぞれの待ち時間が長時間かかりました。
試験より待ち続けるほうが大変でした。

レンタカーを借りて実技試験

我が家には車が1台あるのですが、夫の社用車なので私は運転できません。
したがって、レンタカーで受験することにしました。

受験日をホームページで予約して、その4日前からレンタカーで練習しました。

本免許を持ってる人が隣に座っていれば、仮免の人も公道を運転できます。
つまり日本とは違い、まったく運転をしたことがない人が街中を走っていることがありえるんですよね!

おそろしい!

コワモテの試験官

試験当日、試験官はコワモテの男性でした。

わたしの運転をじっくり観察していました。

5分くらいすると、急にしゃべり始めました。
『日本でも運転してたの?プロだね。』
わたしの運転に安定感があったようです。

お子さんが4人いるそうで、大きなお腹で受験してきた私に、たくさん言いたいことがあったみたいです。
子育ての雑談をして終わりました。
歯が生えるときの癇癪にいいサプリを教えてくれました。

こっちの人って自分の身の上話が好きですよね。

試験官は当たりはずれがあります。
必ず一回落とす人もいるとか。

わたしはいい人にあたりました。

身分証明書になる

これまではパスポートしか身分証明書がありませんでした。
でもパスポートはビザもついてるし、超大切なもの。

常日頃持ち歩くのはちょっと怖かった。
でも免許があれば、立派な身分証明書になります。

晴れて免許取得です。

ちなみに、アメリカのドライバーはウィンカー出さないし、一時停止しないし、無理な割り込みも多いです。
常日頃、もらい事故しないように気を張ってます。

『もう一回試験からやりなおせー!』
と悪態ついてます。

ではでは。良い一日を。


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