海外居住で図太くなる理由

こんにちは。

昨年からアメリカ・カリフォルニア州に住んでいます。

今回は異国で暮らすとなぜメンタルが図太くなるのか、ちょっとわかったのでお話しします。

レンタカーに忘れものをする

先日、レンタカーの中に赤ちゃん用のカーミラーを忘れたまま返却してしまいました。

コレ。

アメリカのレンタカーの返却は車のキズとガソリン量を確認するだけで終わりです。
特に車内を確認しないで、そのまま次の人に貸し出すんですよ。

だからカーミラーを忘れたと気づいた時、もう戻ってこないと覚悟しました。

ちなみに貸し出した車とお客の名前は、特にヒモづけて記録していないんです。

だって貸し出しのときに、そこら辺にある車を指差して「これでどう？」って聞くんだから。

一応、事務所に行って忘れた旨を報告し、スタッフのお姉さんが私の電話番号を聞きます。
『見つかったら連絡するね』
と、付箋にわたしの名前と電話番号をメモしてくれました。

でも、ここはアメリカ。
わたしは見つかったら連絡がくるなんて信じません。

案の定、3週間連絡はありませんでした。

なので、適当な日にレンタカー屋に直接行って改めて聞きました。
『3週間前にベビーカーミラーを忘れたんだけどある？』と。

すると、忘れ物ボックスの中からあっさり出てきました。

見えないところも行き届いている日本

日本でも情報伝達が行われていないとか、
横のつながりがなくて何度も説明するの面倒とか、
色々と困ったことはあります。

しかし大抵の人が同じくらいの水準の常識を知っています。

一方で異国に住むと、
それらの常識の程度がまったく千差万別。

だから情報をとりに行く、
忘れものもとりに行く、
予約だってなんだって、しつこく確認する。

こうして受け身ではない生活に慣れて、図太くなります。

『あの人繊細でおしとやかだったのに、海外行ったらキツくなった』
というのは、必死に生きてきた証です。
がんばってきたんだね、って心で思ってあげてください。

ではでは。