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アメリカ妊娠出産記録1/3 妊婦検診はガリ勉スタイルで

こんにちは。

昨年からアメリカ・カリフォルニア州で生活しています。

わたしは、はじめての妊娠出産をアメリカで経験しました。

"助産師"の視点があるかはさておき、経験したことを綴ります。
妊娠、出産、産褥の3部作でお届けします。

"自己責任"で渡米

わたしは妊娠10週で渡米することになりました。

日本の医師は、初期の渡米は『自己責任』と言いました。

正直、怖かったですよ。

しかしつわりが軽く、
中期に重い荷物を持って一人渡米するより、夫と一緒のほうがいいと思ったので、エイっと渡米します。

医師を探す

アメリカに到着したら、保険証の番号をゲットして、保険ネットワーク内の医師を探します。

ネットワーク内だと自己負担0、それ以外だと数万〜の世界です。

近所に日本語を話せる医師がいましたが、ネットワーク外だとわかり、泣く泣く諦めました。

クリニックに行く

HPで初診の予約をして、2週間くらいで初診にこぎつけました。

完全予約制のこのクリニックは、いつものほほんとしています。

診察室がいくつかあって、その中で問診しながら待機します。

ここでこのクリニックの登場人物(仮名)を紹介します。

マリオ医師: 中東なまりの、愉快な産婦人科医。大ざっぱだけど、にくめない。
アン: 穏やかで小柄な看護師。
クララ: 電話や対面で常時3人くらいと会話できるスーパーしごでき受付。yelp(口コミサイト)の評価がめちゃ高い。

看護師の問診

看護師の仕事は体重測定、血圧測定、体調の問診です。

アンは心優しい看護師です。
医療英語がわからなくて聞き返しまくっても、丁寧に説明してくれました。

アンは耳にピアスが突き刺さっていて、ネイル、タトゥーもしていましたが、それさえ好感度上がります。

デジタルでないポンド体重計
これで119ポンドくらい

聞かないと何もわからない診察

診察は、
①『Hi, how are you!』(元気?)
② 心音確認(数秒間)
③『Any question!』(なにかある?)
④ ラボで採血してね(不定期)
それだけです。

初診だけはいろいろありました。
内診とエコー(心拍確認)、乳房診。
『sushi、fetaチーズ(ナチュラルチーズ)はダメ』
『まだ出生前診断できる週数サァ〜』
です。

初診以降の検診は、こちらから質問しないと何もわかりません。
日本のように赤ちゃんの見えるエコーは普段しません。
心音だけです。

そんな調子なので、毎回質問しまくりました。
・おなかが張るから頚管長みてほしい
・採血の結果はどうだった?(まさかの言わないと忘れてる)
・エコーの結果どうだった?
・出産する病院はここがいい。できる?
などなど。

そしてメモを持参する、ガリ勉スタイルです。

週数が満ちるほどに、
『マリオ忘れてるかもしれないからあれ聞かなきゃ』
というスタンスでした。
そんな医者でいいのか…?

そして出産に向けて、バースプランをA4一枚にびっしり書きました。

内診台兼診察イス。足置きは手動でニョキっと出す。

採血、エコーは別施設

ちなみに、採血や、赤ちゃんの様子を確認するエコーは別施設で行ないます。
採血は検査技師、エコーは胎児超音波スペシャリストの担当です。

それぞれを予約したり、訪問したりする必要があります。

英語が不自由、かつルールもわからない状態で電話予約するのは大変でした。

わたしは毎回、カンペを用意していました。
相手への返答はできないけど要求は話す、ロボットと化していました。

相手『○△◻︎〜〜right?』
わたし『…何曜日に予約したい。』
相手『Ok..』

この程度の英語力でも、必死にやっているうちにそれっぽく会話できるようになります。

英語ができないと思ってる人、勇気出してください。

まとめ

アメリカでの妊娠生活は、能動的かつ自己責任ベースでした。

日本だから受け身でいいわけでないですが、アメリカでは受け身だと損することが多すぎます。

文化・人種が多様すぎて、超最低限しか管理できない結果かもしれません。

日本の医師は『自己責任で』としぶしぶ言いましたが、この国は何事も自己責任です。

なお、マリオがいい医者なのか正直わかりません。
口コミ評価が高いので、アメリカ内でマシなのは確かです。

しかし、わたしはおすすめ…しま…せん笑
再び医師を探す面倒のほうが勝りました。

こんな調子で、妊娠生活を過ごします。

次は出産編です。
ではでは、良い一日を。

出産編↓

産褥編↓

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