藍より青しとは? ~レトリックについて思うことまたはレトリックの本の感想を書く前に書きたいこと~

藍より青し?

青は藍よりいでて藍より青しという言葉ですが、ぱっと聞くと何となくより青は青いんだなと位に思うんですが、冷静に考えると青が青い(ゲシュタルト崩壊しそう)は当たり前なんですよ。もとは荘子の中にある「青はこれを藍(あい)より取りて、藍よりも青し。冰(こおり)は水これを為(な)して、水よりも寒(つめ)たし」という一節なんですが、こうなると意味は明確ですよね。対句?になっていてもとのものよりその特性が強くなっていることの比喩だとわかります。レトリックはこのように論理ではなく、感情でメッセージが伝えられるようになっております。長年うっすらと言葉とは論理でなく、レトリックが大きく占めており、論理だけでは伝わりにくく、レトリックだけでは古代ギリシャのソフィストのように本質より詐術的になっていくので、両方必要なのですが、この二つが共存する方法がわかりませんでした。
なので、最近論理とレトリックの勉強をしようということで「論理哲学論考」や数理論理学に挑戦してます。ちなみに『論考』に関しては記事にしてますので、興味あったら読んでください。本文以外というか序文にフィーチャーしてそれでいて結構『論考』の核心につけた内容に近づけたのではと思ってますので、ここにリンクおいておきますのでよろしくお願いします。(宣伝)

今回は久しぶりに日記でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?