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【しらべてみた】セイロンシナモンとカシアの違い
はじめに
子どものときは苦手でも、おとなになって、なぜか大好きに
なってしまうシナモン。
飲み物に入れても、お菓子に使っても、おいしいですよね~💕
でも、そのシナモンの種類がセイロンシナモンか、カシアかによっても、
味や成分、一日の許容量がかなり違うようなので、
ちょこっとしらべてみました。
シナモンの概要
・生薬名 桂皮
・健康効果 胃を健康にする、抗菌作用、抗炎症作用、毛細血管強化、抗酸化作用など
・セイロンシナモンの特徴
薄い茶色 上品で甘い香り
産地:スリランカ
・カシアの特徴
濃い茶色 甘みと辛さが混ざったスパイシーな香り 安価
産地:インドネシア、中国、ベトナムなど
コーヒーチェーンなどに置いている、色の濃いものは、おそらくカシアと思われます。
本来は「シナモン」といえば、セイロンシナモンを指すようですが、
カシアを「シナモン」として、またはカシアとセイロンシナモンを混合して
販売している場合も多いようです。
シナモンの成分と、種類ごとの摂取許容量
・シンナムアルデヒド シナモンの薬理効果の原動力ですが、妊娠時には摂取しないほうがよいようです。
・クマリン 特にカシアに多く含まれ、過剰摂取で肝臓に負担を与える可能性があるそうです。
カシア、特にベトナム産カシアにはクマリンが多く含まれ、一日の摂取許容量は0.92g(シナモンパウダー小さじ1が約2gなので、小さじ1/2弱)。
セイロンシナモンはクマリンの含有量がかなり低いので、基本的に許容量は考慮不要。
まとめ
シナモンといえば、濃い茶色のスパイシーなパウダー、というイメージで、
もしかしたら日常生活では、カシアのほうが、なじみがあるかもしれません。
あの、カシアのスパイシーな香りもよいのですが、
日常的に使う場合はセイロンシナモンを選んで、
お店などでカシア、または判断つかないものを使うときは、
風味づけに、振る程度におさえておくほうがよさそうです。
参考
・セイロンシナモンとカシアの違いとは?シナモンの種類を解説 - グルメノート
・シナモン含有食品中のクマリンについて - 東京都健康安全研究センター
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