砂糖の摂取量を減らせる「重ね煮」
こんにちは。
忙しい&料理が苦手でも大丈夫!
パパも子どもも大満足♪
家族の健康を守る「らくうま重ね煮健康ごはん」播磨秋実です。
前回は、糖質についてのお話でした。
減らすべき糖質=「砂糖」の摂取量を減らすって実は大変。
甘いものを我慢するには
我慢が必要ですし、
砂糖を使わずにおいしい料理を作るのも
なかなか難しかったりします。
そんな問題を解決してくれるのが「重ね煮」です。
重ね煮とは?
重ね煮とは、
旬の野菜をたっぷり使い、
陰陽が調和された「中庸(ちゅうよう)」に調理することで、
ご家族の体調を整え、
身体の内側から健康を作り上げていく「家庭料理」です。
陰陽の調和がとれた料理は
素材の持ち味がじっくり引き出され、
砂糖を使わずとも、
独自の「まあるい味」に仕上がります。
重ね煮の陰陽調和とは?
「重ね煮」は、
東洋の自然観「陰陽」の考え方から
確立されたものです。
食材も、私たち人間の体も、
自然界の一部であり、
陰陽の要素があるととらえています。
たとえば、
私たちの身体が健康であると感じているときは、
陰陽のバランスが取れている「中庸」の状態。
反対に、陰性、陽性のどちらかに傾いてしまった時は、
傾き具合が大きいほど、
体調の崩れ具合が激しくなります。
日々の食生活に留意し、
傾きを少しの範囲に収めていれば、
大事に至らず、体調をすぐに戻すことができます。
食材における「陰」と「陽」
食材にも
陰性の食材、陽性の食材とがあります。
陰性の食材は
天へ伸びていく力を持ち、
水気が多く、体を冷やすもの。
陽性の食材は、
地球の中心へ伸びていく力を持ち、
水気が少なく、身体をしめる作用のあるもの。
陰陽調和の「重ね煮」では、
この性質に基づいた調理を行います。
陰陽が調和された「中庸」を作る調理法
鍋の中で素材を重ねる順番に
決まりがあります。
上に向かう力を持つ陰性素材は下、
下に向かう陽性素材は上に、
順に重ねます。
育成する向きをぶつけあうように重ねることで、
陰陽のエネルギーが作用しあい、
鍋の中で対流を起こします。
その結果、調和が起きて、
中庸の状態になり、
重ね煮独特の「まるい味」となります。
野菜の甘み、旨みが引き出されるので、
砂糖を使わなくても、
煮物や和え物をおいしく作ることができるのです。
いかがでしたか?
途中、少し難しい話になりましたが、
「重ね煮」だと砂糖を使わずに、
美味しく健康的な家庭料理を作ることができる
ということを知っていただけたら嬉しいです。
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