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その糖質制限、大丈夫?

こんにちは。
忙しい&料理が苦手でも大丈夫!
パパも子どもも大満足♪
家族の健康を守る「らくうま重ね煮健康ごはん」播磨秋実です。

今日はたびたび話題になる「糖質制限」について
考えてみたいと思います。

糖質制限に興味はありますか?
糖質制限の目的は何でしょうか?
ダイエット、健康のため・・・?

糖質制限が注目されるようになったのは、
血糖値の上昇を防ぐことで、
ダイエット効果を期待できたり、
健康に良い効果があるといわれるからです。

私は、糖質制限などの
「食事制限」をする際は、
・ヒトが食べてきた歴史から作られている「本来食べるべき物」
・生理に基づいた『食性』の考え方からズレていないか
この点に注意したいと思っています。

生き物は「歯」で食べるべきものがわかる

ライオンなどの肉食動物は、
肉を「かみちぎる」犬歯が発達しています。

牛や馬などの草食動物は
かたい草を「すりつぶす」臼歯が発達しています。

人の歯の本数は
・臼歯(穀物をすりつぶす歯)が20本
・切歯(野菜を噛み切る歯)が8本
・犬歯(魚や肉をかみちぎる歯)が4本

20:8:4

つまり、
穀物、野菜、魚(肉)を
5:2:1の割合で食べるのが、
ヒトの体に一番合っている食べ方(食性)なのです。

糖質制限をすると、
このバランスが崩れてしまう可能性があります。

食性に合わない食べ方をすることのデメリット

大きなデメリットは、
脳が必要とするエネルギーが得られない
ということです。

脳を動かすエネルギーは糖質(ブドウ糖)です。
糖質が不足すると
脳がエネルギー不足となり、
「頭痛」「吐き気」「めまい」等の症状が出ることがあります。
(低血糖と呼ばれる状態ですね)

・仕事や育児で脳も体もフル回転の働くママ
・育ち盛りの小さなお子さん
は特に注意が必要です。

糖質の種類

糖質にも種類があり、
体内への吸収しやすさ、
血糖値の上昇の仕方に違いがあります。

砂糖や果物は
化学式で見たときに
これ以上分解できない
(あるいは容易に分解される)ものなので、
血糖値が急上昇・急降下します。

一方、
穀物(米・豆)、芋などは、
組成上、砂糖に比べると
分解(消化)に時間がかかるため、
血糖値の上昇はゆるやかです。
お米が「腹持ちが良い」といわれるのは
そのためです。

食性と照らし合わせると
一生、継続して食べていく普段の食では
穀物(米)は適量を食べ、砂糖等を減らす。

とるべき糖質と減らす糖質を選択することが
大切なのです。

次回、
砂糖の摂取量を減らすことができる
「重ね煮」について
ご紹介したいと思います。
楽しみにしていただけたら幸いです。


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