夜泣きで旦那が起きない理由
育児の話でよくあるのが夜泣きのときの夫の対応だ。
これはのちのち奥さんに「あの時〜」と言われ続ける問題だ。
よく“男性は夜赤ちゃんが泣いていても起きないものだ”とか
“女性は赤ちゃんの泣き声に敏感に反応するようになっている”と言われる。
それも一理あるのかもしれないが、私はどうしてもその説は腑に落ちなかった。
そんなことないやろと。
周りの夜泣きで手伝わなかった夫側から聞いた話をご紹介する。
・本当に寝ている
・実は起きているが、仕事で疲れているので寝たふりをする。
・実は起きているが、あまりできることがないので寝たふりをする。
周りの手伝っている夫側から聞いた話
・ミルクの時間になっても妻が起きないので仕方なくしている
・夜間はミルクを担当しているので時間になったらミルクをあげている。
以下考察
・起きて対応してくれている夫は思いやりとか優しさというより、強制または半強制的に行っているように思える。
仕事があるので夜中起きていたら身体が保たない。休日こそちゃんと眠りたいと思うのはごもっともだと思う。
ただ、妻は一時的に強制的にその状態に陥っているので10回に1回の頻度でも良いので対応してもらいのだ。
・起きないの性別の問題ではなく個性だ。
きっと
2割はどんな環境でも安眠できる人
6割は状況によってどちらでもなれる人
2割は少しの音で起きてしまう人
そして、ここである考えにたどり着いた。
当事者意識があるかどうかがそれをわけているのではないか。
母乳だと自分があげられないので正直関係がない。
リンゲルマン効果のような、誰かがやってくれるだろうみたいな。
ちなみに私の旦那も起きない一人だ。本当に起きない。
朝のアラームの量がえげつないことになっている。私は少しの音で起きたり人がいると安眠できないので元々別部屋だ。
万が一夜泣きで起きたとしてもこなくて大丈夫と伝えてある。
ひとつは寝不足で仕事のパフォーマンスに影響をきたしてはいけないのと、気分良くすごしてもらいたいからだ。
もう一つはその可能性を自ら潰すことによって相手に腹を立てることがなくなるからだ。
しかし、最近驚くべきことが起きた。
夫が夜泣き対応をしたのだ。
産後1年以上経って初めてなのでびっくりした。
後から聞いた話からそのとき私は体調が悪いことに加え、引っ越したてで近所の人に配慮したようだ。
いや、起きとるやん。
そういう状況ならなんか起きて聞こえてしまうらしい。
いつも泣いているときも起きているのかもしれないが覚えてないらしい。
今まで私が体調不良の場面がいくつもあったが、対応してくれたことは一度もなかった。今回はそれに加え、引っ越したてで周りに気を使っていたというのが大きいのだろう。
そういった状況であればセンサーが敏感に反応して対応せねば!となるのかもしれない。
前に住んでいた家の近所の人たちは協力的だったので、大丈夫だろうと思っていたのかもしれない。
要因次第で起きるかどうかが変わるのである。2割の人だと思っていた夫は6割の人間だった。そもそもその2割の人間は存在するのだろうか。
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