サッカー選手になるために必要な力

今日は、何冊かの本を読み、自分の経験を振り返りながら、サッカー選手になるために必要であると思う力を書き出してみました。
私はサッカーが大好きで、プレイヤーを引退してからも、サッカー選手の伝記や、指導法の書籍を読んだりしてきました。学んできたことを息子たちに伝えたいという思いがあります。

自分の息子たちがサッカーを好きになり、サッカーに没頭していくかどうかはわかりませんし、
そうでなければいけないとは全く思っていません。
息子たちが自分のしたいことをしてくれることが、親としては一番幸せなことです。

でも、もし息子たちがサッカーをしたい!と言ったときに、自分が今まで経験してきたことや、
学んできたことを、少しは還元できたらいいな、と思っています。
私は、小学校低学年の頃から高校生までサッカーをしてきました。大学からは、フットサルチームを立ち上げて、10年近く取り組んできました。また、私には弟がいて、弟が中学生のときにサッカー部のコーチをさせていただいた経験があります。また、ときどき、出身小学校のサッカークラブに顔を出させていただき、小学生とサッカーをしてきました。これらの経験を整理したいと思っていたので、時間ができたこのときを使って、整理しました。

整理していく中で、これらの力は、サッカー選手にならなくても、どのような道に進んでも大切な力であると感じました。考えながら、「今の息子たちにできることは何だろう」と考えました。今できることは→で書いてみました。

意志・意欲
 ○サッカーが好きという気持ち
  ・ボールを蹴ることが楽しい、ドリブルすることが楽しい、とにかくサッカーが楽しい
  ・成長することを実感できる
  ・自分のよさを実感できる
  ・仲間ができる
  →親がサッカーを好きだということを見せる
  →楽しくサッカーをすること
  →本人の気質。これはどうにもできない!!好きなことをするべき!!

目標達成力 探究力 集中力
 ○自分のやりたいことに集中し、没頭できる力
  →楽しいことと出あわせる。徹底的に取りるめるようにする。
  →周りの大人が徹底的に楽しんでいる姿を見せる
 
 ○目標を立て、振り返る力
  →「何したいの?」「どうだった?」と問う
  →将来的にはサッカーノート。自分が書いている目標ノートを見せる。

認知・分析力
 ○状況を捉える力
  ・人の場所と体の状態 
  ・スペースと時間
  ・展開、エリア
 
 ○視覚能力・視野
  →自然の中で動くものを捉える経験
  →様々なスポーツや遊びを通して育つ

 ○俯瞰する力
  →図鑑から学ぶことができる
  →ビデオや写真を見る 
  →ホワイトボードで上から見た状況を丁寧に伝える

判断力
 ○状況に応じて何をすべきか判断する力(判断)
  ・最適解を選ぶ
  →自分で決めさせる
  →理数系の学習の充実

表現力
 ○判断したことを実現する技術
  ・ボールを自由に扱えるようにする
  ・練習の質と量

 ○身体の能力
  ・意識動作
  ・反射動作
  ・持久力
   →たくさん遊ぶ!
   →走ることを好きに!
  ・走る、止まる
  ・怪我をしない丈夫な体と頑丈な体 
   →食事と運動!

   
言語能力
 ○状況を言語化する力
  →会話の充実。「いつでもなぜと問う」。選ぶ、決める、つくる。
   「どうしてそう思うの?」「どっちがいいの?」 
 ○文字から学ぶ力
  →絵本の読み聞かせ。本とのであい。
  →交換日記

空間認知能力・思考力
 ○空間認知能力・論理的に考える能力
  →絵を描く。絵を語る。絵画を見る。
  →ものをつくる。

心・精神
 ○負けず嫌い…勝負の世界では大切
 ○向上心…よりよい自分を追究する心
 ○謙虚さ…人の話を心から聞くことができる心
 ○素直さ…自分の弱点を隠さず、素直に課題と向き合うことができる心
 ○礼儀正しさ…謙虚さと素直さから。
 ○相手を大切にする心。
 ○安定した心…サッカーが思い通りにならなくても安心していられる心
   →家族の愛。サッカーの能力で子どもを評価しないこと。

これらを踏まえ、自分がサッカーやフットサルをしてきて足りていないかった能力などを考えてみました。

自分がサッカーをしてきて足りていた?能力
○運動量
○筋力や足の速さ
○負けず嫌い
○分析をすること

自分がサッカーをしてきて大成できなかった理由
△状況判断能力 特に、周りの敵味方の状況を捉えて判断に生かす力 →点を取ることばかり考えてきた
△状況を記憶する能力 →オセロ、囲碁や将棋がものすごく弱い。
△冷静に状況を捉える力 →勝敗に左右される。自分が自分が、になってしまう。
△左足の技術 →練習不足
△自己評価と自己肯定感(自信をもつこと) 
△結果をすぐに求めてしまう性格 
△自分はプロになれると信じることができなかったこと 
  →実力がなかったことはもちろんだが、今までやってきたというプライドが邪魔をしていたように思う。

次回は、年齢別に息子たちにできることは何かを考えてみます。
1歳~ ボールを蹴って遊ぶ、自然の中でたくさん遊ぶ、たくさん会話をする、健康第一。 
2歳~ 
3歳~
4歳~ 年小
5歳~ 年中
6歳~ 年長
7歳~ 1年生
8歳~ 2年生
9歳~ 3年生
10歳~4年生