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元落ちこぼれ銀行員がエンジニアになって思うこと

転職して人生が好転したので、
自分と同じように、転職を考えてる方の参考になればと思い、書きます。

ボロボロの銀行時代

2015年に入社したメガバンクで4年半の間、法人営業をやりました。
2つの支店を経験、最終的には上場先も含む中堅企業担当という肩書でした。

最後1年半ぐらいは、もう本当に人生最悪の時期でした。
ノルマも全く達成できず、

なんなら事務に忙殺されて営業すらまともにできず、
ほぼ毎日約1時間上司に説教され(ガチ)、
精神的にもダメージを受けまくり、カウンセリングにも行きました。
同期と比べて明らかに上司からの評価はめちゃくちゃ低く、すっかり自信をなくしました。


転職のきっかけ

上司に

「なんで銀行にはいったか最初の志を思い出して頑張れ」

と言われたときにはっとしました。

最初からそんなものがなかったんだと。
自分が就活でなんて言っていたか、すぐに思い出せませんでした。
受かるための就活をしていたので、それもそのはず。

同じように、何がしたくて今の会社に入ったか思い出せない方は、

転職サイトに今すぐ登録することをお勧めします。

転職してみたら

運良く未経験から、スクールなどには通わず、フロントエンジニアとして働きはじめることができました。
現在は社員数20名ぐらいの受託、自社プロダクト両方やっている、Rabeeという会社で働いてます。

具体的に何を勉強したかとかは下の記事に書いてます。


感じたことは大体以下のような感じです

- 物づくり、楽しい

専門的な教育も受けてこなかった自分が、物づくりできるんだ、
ということにとても感動しています。
フロントエンドエンジニアはアプリなどの見た目で成果が見えるので、
出来上がってきたものを見た時の達成感はひとしおです。
また、無形商材の営業職なんてよく自分がやってたなと思います。
向いてないことはやるべきじゃない。

- 上向いてる業界は雰囲気いい

転職した直後にコロナが本格化しましたが、会社は変わらず好調でした。
世の中にはwebサービス開発のニーズが今もたくさんあります。
実際にニーズが目の前にあり、自分のスキルを使ってそれを解決できるということがなんと素晴らしいことか。
忙しい時があっても、みんな前向きな気持ちで仕事しています。

銀行は低金利環境、カネ余りで本業の銀行業はゆるやかに斜陽な感じです。
まずニーズを作り出すということから始めないといけなく、
自分以外の同僚も普通に努力してても難しそうな感じでした。

- 文系理系とかは関係ない

転職前に結構心配されましたが、全く関係ありませんでした。
英語はわかってると有利かなという感じで、漢文のエッセンスすら感じます。

- 自分でキャリアをコントロールできる

まだまだ半人前なんですが、業界の先輩たちから聞いたことを書きます。
常に技術が更新され続ける業界なので、情報のキャッチアップが必須です。
若い世代は当たり前に新しい技術に触れてるので、
自分より技術力がある若手が入ってくることは不可避です。

会社に面倒みてもらうという考え方も通用しない業界なので
キャリア構築の責任が自分によってる感じだと思います。

責任がある分自由なので、
実力があれば、働く場所や会社も自分で選べるという良さはあります。
大企業は住所も業務内容もコントロールできないところもあると思うのでここは大きなメリットだと思います。

ちなみに
自分の父も銀行員だったのですが、都内にマイホームを買った直後にベトナムへの転勤を命じられました
僕が銀行で働いてる間も大阪でマイホームを買った上司がその数週間後に福岡に転勤になったりしてました。
すごい人数の人事を決めないといけない、かつ本人たちが納得の上働いてるのでしょうがないとは思うんですが、
結構エグいですよね。


ざっと思いつくかぎりはこんなところでしょうか。いいテーマが思いついたらまた書きたいと思います。

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