”すきま"を創る。

2020年5月24日日曜日。今日は1週間ぶりくらいかな、空が青い。
シーツを洗って、干すときに吹く風がとても気持ちいい。

5月15日金曜日、先週、誕生日を迎えた、34歳。
この世に誕生してから物心がついて、大学まで実家暮らし。
23歳でひとり暮らしを始め、34回目の誕生日。
なんだか一番心穏やかに迎えられたように想う。

2020年3月頃、仕事をしようと思っても手が動かない。
気持ちも動かない。
何をしたいのか、何をすればいいのか、わからなくなる。
ちょっとお仕事を休ませてもらった。

「ちゃんと仕事をしたい」
「ちゃんと描いた夢を全うしたい」
「強く生きたい」
全部自分が「したい」と思っている。
はずだった。

でも、何も手つかずになってから考え直した。
・3食、自炊して、よく噛んで食べる
・睡眠を6時間はとる
・読みたいと想っていた本を読む時間をつくる
・大好きなお散歩をする
・大切な家族を家で迎える
ただそれだけのことをした。

いろ〜んなことを「決めてはやり、決めてはやり」、
目標を創ったりすることが好きだった私。
いろんな宣言が刻まれたノートが押入れの中の段ボール箱からも出てきた。

でも目標は一旦、おいておいて、
・3食、自炊して、よく噛んで食べる
・睡眠を6時間はとる
・読みたいと想っていた本を読む時間をつくる
・大好きなお散歩をする
・大切な家族を家で迎える
ただそれだけを続けた。

心に"すきま"ができた。
そしたら、大切にしてきたことがふっと頭のなかを
よぎる瞬間が生まれてきた。

災害時に助け合えるまちづくり。人のつながりづくり。
「人」の人生に触れて、その人から生き方を教えてもらって、
共有しながら、べったりではない自然な"つながり"をつくる。
その”つながり”が自然と助け合いを生み出す。
その一助になれればということ、「そのこと」をしていたい。

2時間の睡眠の毎日のなかでも「そのこと」をしていたはずだった。
でも心に”すきま”がなくなってたんやな。
感動や心に響くことが通り抜けていたよう。
受け止める"すきま”がなくなっていたようだ。

私は、器用でもなく、キャパも狭い。
1日にできることは限られている。
詰め込みすぎず、"すきま”を創って、日々を生きていく。
ただそれだけの「生活」を大切にして。

"すきま”のある生活をしていると、
十人十色の人生に触れる機会がより楽しくなる、夢中になる。
ラジオの生放送番組がコロナ禍の影響で中止となり、
今だからこそ、いろんな方が生きている様子をお伝えしたい、
という想いを番組企画チームの方々と実現した。

毎日、配信する区民の方の声と営業しているお店の紹介。
YouTubeで伝える。手段がベストなのかはわからないけど、
「伝えなきゃ」と想った。今、できることをやった。限られた力のなかで。
22日目を今日、迎えた。
ゲストは、才能に目覚めたアーティスト。
この方に出逢って、noteを書きたいと想えた。
「この方」のエピソードはまた後日♡

コロナ禍でいろんなことを考えた人も多いだろう。
考える時間も持てないくらい忙しかった方も多いだろう。
私も考えた、私の場合は、"すきま”をつくった。
皆様は何を考えたのだろう?十人十色の毎日だっただろう。

これからもこの”すきま”を大切に。
また元に戻らないように。
迷惑をかけた方々に少しでもお返しができるように、
生きていく。
限られたできること(できるのかわからないけど)、
できそうなこと?にひとつひとつ向き合う。
自分が「したい」ことは一生をかけてもそれが
"ほんとう"なのかわからないのかもしれないな...

不安な時期に、助けてくれた、家族。
チームの方々。本を贈ってくれた方々。
ほろっとメッセージを贈ってくれた方々。
皆様に生み出してもらった"すきま”をかみしめて、今日も過ごす。
感謝。

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