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第六感で感じる色彩

四つ木で生まれ、千葉県柏市にお引っ越し。
幾度と思い出す原風景の四つ木に戻ってきた。
今は、たくさんの友人に囲まれ、大好きな葛飾で過ごす。

葛飾人。第18弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。

絵を描くときは、何も考えていない。
勝手に手が動く。
葛飾区内で絵画の魅力を伝える、ごーぎゃん高橋さんをご紹介。

小学生のとき、象の絵を授業で描いた。
クラスで1人だけ色付けをする際にグラデーションをつけた。
その絵を先生に褒めていただいた瞬間が心から嬉しかった。
当時の気持ちが今も絵を描くモチベーションにつながっている。

「影をつけるとか、自然と色に変化をつけていましたね」
と当時の自身の絵心を振り返る。

高校時代の美術部の思い出。
部活で雲の絵を描いた時に色合いを部員から褒められた。
「高橋の色合いなんかいいな〜」
決して目立つ存在ではなかったごーぎゃんさんは、
友人からの言葉が嬉しかった。

「褒められたら嬉しいですよ〜やっぱり!」
と心からの嬉しさが溢れる笑顔でごーぎゃんさんは話す。

モチベーションの一つが褒められることではあるが、
ごーぎゃんさんの手は自然と絵を描くために動く。
もう生活の一部だ。
自宅の居間に常に「描く」環境が揃っていて、
気がつけば、手が動いているようだ。

雲の色を仲間に褒められたことには理由がありそう。
嵐が降る前に空の色が紫になり、身体が痒くなる。
この現象は幼少期から続いてる。

そう、ごーぎゃんさんが描く絵の色彩は、全て幼少期の原風景。
身体の中に蓄積された景色の色合いが自然と湧き出てくる。
だから,,,だろうか、ごーぎゃんさんの絵を見ると、
何か、懐かしく、お世話になった方々の顔や場所が浮かぶ。

そして、絵には、ごーぎゃんさんの溢れる感情を感じる。
日頃からお世話になっている、楽しい時間を過ごしているお仲間への愛情。
今まで褒めてくださったり、時を共にし、
関わってきた方々への感謝の気持ち。
その溢れる感情が原風景の色彩に反映されているように思う。

「絵しか能がないので」と話すごーぎゃんさんは、今日も絵を描き続ける。
これから描きたい絵は、
第六感で感じてきた「雲」の色の変化が湧き出る絵。
激しさ、荒々しさ、美しさ、穏やかさ、全ての表情を雲に落とし込む。
そんなごーぎゃんさんの絵画。今から楽しみだ。

仲間と過ごすときは、ごーぎゃんさんは、
小噺を展開する。
「人が笑ってくれる」、「喜んでくれる」ことが大好きなのだろう。
その優しさが言葉、表情から湧き出ている。

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仲間を大切に、感性を大切に想いのままに筆をとる芸術家。
次の絵にはどのような原風景が広がり、感情が表現されるのか。
一枚一枚をじっくりと拝見していきたい。

ごーぎゃんさんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.53」配信中( 9月6日13時〜)!
番組内で「描いている途中」とおっしゃっていた絵の完成版は、
こちら↓ヽ(´▽`)/↓

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