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【囲碁】今年読んだおすすめの棋書


おすすめの棋書2冊

今年も9カ月経ち月に1冊のペースで棋書を買って勉強していますが、その中から特におすすめの書籍を紹介します。

令和版 囲碁 ひと目の布石

先週末に布石の本を購入しました。
趙治勲名誉名人が著された「ひと目」シリーズの1冊です。

私は定石・布石が苦手で、石の強弱や方向性を掴むのが苦手です。
スポーツで言う「立ち上がり」に難点があるため、克服するために布石の本を探していました。

問題は2択(全問AorB)のなので、悩まず数をこなすことができます。
ヘッドホンで音楽を聴きながら集中して問題を解くだけで気分転換になりました。【令和版】だけありダイレクト三々など最新の定石の変化の後を中心に石の強弱や方向性を養うことができました。

ただ1周解いて終わり!ではなく複数回解いて基礎を高めていきたいと思います。巻末のダイレクト三々の早見表もありがたかったです。

死活と手筋の基礎がわかる 官子譜入門

布石は苦手の部類ですが、手筋や詰碁は好きです(得意とは言っていない)。今年に入って5周くらい読み込んでいる書籍があります。
「官子譜」という300年以上前の棋書から抜粋された手筋・詰碁の棋書です。

横浜囲碁サロンの藤森さんという有名な方が著されていますが、各問題がyotubeチャンネルと連動しているのが特徴です。

この書籍は解いていて本当に楽しいんですよ。囲碁の問題集は解けそうで解けないけど、頑張れば解けるというレベルの問題を繰り返し解いていくと楽しいし、棋力が上がる近道です。

GWの移動時間に解いていて、それを見た後輩が簡単そうですね♪と言って解こうとしたら意外に解けなかったですね。
囲碁はまず基礎を徹底的に身に付けるのが上達のコツだと思っています。
我流で応用から入ってしまうと、ある程度のレベルで壁にぶつかってしまい基礎から学び直さないといけなくなります。

仕事終わりにも解いて継続する

仕事帰りだと対局(試合)をする余力は残っていませんが、問題集を少し解くだけでも大分違います。
寝る前にでも数問解き続ければ、数年後には複利のような力が働くので継続していきます。

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読書感想文

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